アメリカ人の父と日本人の母との間に生まれる。9歳の時、親に京都の料亭「つるや」に連れていかれ、料亭デビューをする。贅沢三昧をさせた親の影響で「食い意地のはったガキ」になってしまう。食い意地の張り具合にも並々ならぬものがあり、アメリカに住んでた時や、海外に旅したときなどにも、食したものをしっかりノートに書き留めて、家で再現してみたりした。高校時代から書き留めてきたこのレセピノートが今の大きな財産になっている。19歳でモデルになってからも、楽屋弁当になじめず、手づくりの弁当を持参するようになる。トップモデルとして活躍し続けるために勉強した健康的なダイエット料理、多忙な時間を有効に利用するために学んだ保存食、豊富な海外経験で得たインターナショナルな料理などが認められ、料理の仕事も依頼されるようになる。アメリカンスクールに通っていた関係で日本語力の乏しさを痛感し、日記や旅行ノートを日本語で書き、勉強する。この労が実って96年「ジョアンの香港マカオノート」、「ジョアンのママおたすけクッキング」と立て続けに出版し、エッセイスト、料理研究家としても活躍するようになる。2003年４月、を出版。 

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