2014年01月06日

子育てと仕事の両立の課題~時間のコントロール

 2014年が明けました。昨年は東京オリンピック招致など少し明るい話題が出てきたり、経済も底は抜け出した感じがありました。今まで社会に閉塞感を感じて夢を描けなかった若者達をはじめ、みんなが再び夢を描き、それを実現していけるように動く機が今年ではないかという気がしています。どんな年になるのかを眺めて見るより、自らが作る1年でありたいと思います。

 昨年を振り返れば、個人的にはとにかく終始時間に追われた印象でした。育児は本当に楽しくて面白くて、新たな喜びの感情をもたらしてくれるかけがえのないものです。子供を想うだけで自然と笑顔になれます。小さいのにすごい存在です。が、時間に関してはまったく予測不能でコントロールできず・・・信じられないぐらいの早さで過ぎて行きました。振り返って内省する余裕もないほど。

 母となり、活動の場としても以前にはない、新しい挑戦をさせて頂く機会を得ましたが、その大役を果たせる能力がまだ身につけられていないまま、それに対する対処ができないまま、ただ走っている感じで「今日も不十分だったかも・・・」と思っているうちに1日が終わる、の繰り返しでした。それ以外にも「時間がないから今度!」と後回しにしてしまったもののツケが回ってきたり、やはり今も時間に追われています。

 しかも重なるときは重なるんですね。私の後回しの一つであったPCが壊れました(汗)。「年式も古いし、最近フリーズすることが多いし、買い替えなきゃ。いや、しかし、こんな忙しいときにこれまでのデータをインストールしている時間もないし」と、色々理由をつけて年季の入ったPCを使い続けていたら、ついに壊れてしまいました。急遽ハードディスクを復元して抜き出す作業をして頂いて、結局もっと費用と時間がかかる羽目に。そんなこともあり、今年は『急がば回れ』を念頭に置いて行動したいと思います。

 そして、そんな中、改めて感じたのが、支えて下さっている方々の有難さでした。温かさが沁みます。私の活動や想いを理解し、極力時間を優先してサポートしてくれたのが実家の親でした。かけてしまっている負担は選手時代と変わらないぐらいだと思います。また夫も子供を授かる前から子煩悩ではありましたが、今はその想像をはるかに超え、どんなに疲れて帰ってきても子供と接し、一緒に遊び、心から愛おしいと想ってくれていることが伝わります。普段あまり感情に関わることを家では話さない夫から「家族が糧になっている」という言葉を聞くと、素直に嬉しかったりします。

 仕事の面に関しても、関わって下さる全ての方が、時間で切羽詰まっている私の無茶なお願いに気持ちよくご対応頂いて、感謝の一言です。指導しているシンクロの子供達にも、時間のことで突き詰められずにいる部分を、自らを律して補ってもらっている部分も多いと思います。まだ10代半ばの年齢で自分を追い込むのは難しい作業だと思いますが、立派にやり遂げようとしてくれていて、私も「このまま時間に追われてばかりではいけないな」「もっと真摯に、できていない部分を克服しないと」と思わせてもらっています。2014年、周りのサポートに感謝しながら、引き続き美保ママ、走っていきたいと思います。

 最後に、前回のコラムでも書きましたが、フィギュアスケートの全日本選手権が終わり、ソチオリンピックの代表が決まりました。ママとして厳しいチャレンジに挑んだ安藤選手、結果としてオリンピックには行けませんでしたが、心からの拍手を送りたいと思います。彼女の素直なコメントがとても素敵でした。これから指導者の道を進まれるとのことでしたが、いつか接点があればいいなぁと思っています。いっぱいお話ししてみたいことがあります。

 ということで、皆様。本年も精進して参りますので、何卒よろしくお願いいたします。