高橋智隆

高橋智隆たかはしともたか

ロボットクリエイター／株式会社ロボ・ガレージ代表取締役／東京大学先端研特任准教授

高橋智隆

1975年生まれ。2003年京都大学工学部卒業と同時に「ロボ・ガレージ」を創業し京大学内入居ベンチャー第一号となる。代表作にロボット電話「ロボホン」、ロボット宇宙飛行士「キロボ」、デアゴスティーニ「週刊ロビ」、グランドキャニオン登頂「エボルタ」など。ロボカップ世界大会5年連続優勝。米TIME誌「2004年の発明」、ポピュラーサイエンス誌「未来を変える33人」に選定。開発したロボットによる4つのギネス世界記録を保持。（株）ロボ・ガレージ代表取締役、東京大学先端研特任准教授、大阪電気通信大学客員教授、グローブライド（株）社外取締役、ヒューマンアカデミーロボット教室顧問。

講演ジャンル

出身・ゆかり

専門分野

ロボット／ものづくり

「旬！」ポイント

パナソニックの乾電池「EVOLTA(エボルタ)」シリーズが、毎年挑戦している「エボルタチャレンジ」。2018年のチャレンジは水泳。2018年11月10日（土）見事に約3kmの世界最長遠泳チャレンジ成功！！「乾電池を動力にしたロボットが泳いだ世界最長距離」として、ギネス世界記録に認定。

かわいらしいロボット達

高橋智隆が考えるロボットとは？

AIや音声認識技術の進歩によって、コミュニケーションロボットが世界的に注目されています。コミュニケーションロボットの開発においては、人間を理解することが不可欠です。ロボットへの感情移入や愛着といった人間の感性を考慮したデザインや設計が求められます。今まさに、人と機械の関係が変わる、時代の転機を迎えています。一人一台。コミュニケーションロボットを持つ日も近いでしょう。

高橋智隆が製作に関わったロボット一例

Name	RoBoHoN	KIROBO／MIRATA	ROBI	EVOLTA
TOPIC	モバイル型ロボット電話！	国際宇宙ステーションへ!	『週刊ロビ』が大人気！（デアゴスティーニ刊）	断崖絶壁のグランドキャニオン登頂！
写真
身長	約19cm	34cm	34cm	約17cm
体重	体重：約390ｇ	体重：980g	体重：1kg	体重：？
機能	通話／メール／カメラ／プロジェクタ／アプリダウンロード／地図表示／歩行／起き上がり／音声対話／顔認識	音声認識／自然言語処理／音声発話合成／情報通信機能／コミュニケーション動作／顔認識・記録用カメラ	音声認識200語によるコミュニケーション／踊り・ゲーム・占い等のエンターテイメント機能／タイマー機能／掃除機能／伝言機能／テレビON/OFF／チャンネル／ボリューム操作	乾電池の長持ち性能を実証するためアメリカのグランドキャニオンの断崖絶壁530ｍに張られたロープを6時間46分かけて登頂。

講演依頼.com新聞

特別対談「新しいものを創りだす人の共通点～書道家・武田双雲×ロボットクリエイター・高橋智隆～」

武田双雲氏（書道家）×高橋智隆氏（ロボットクリエイター）の対談で、ロボットと書道という真反対とも思える世界で活躍する２人が語り合ったのは「創造する楽しさ」。原点となる子ども時代の体験など『新しいものを創りだす人の共通点』を話します。

ご相談は無料です。

03-5422-9188 電話受付時間月～金 10:30～17:00

業界21年、実績3万件の中で蓄積してきた講演会のノウハウを丁寧にご案内いたします。趣旨・目的、聴講対象者、希望講師や講師のイメージなど、お決まりの範囲で構いませんので、お気軽にご連絡ください。

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主な講演テーマ

ロボット時代の創造

ジャンル: ：IT／AI／ものづくり／変革
聴講対象者: ：企業

この数十年がコンピュータの時代だとすると、これからはコンピュータと機械が融合していく時代です。ロボットはその象徴的な分野です。ロボットの研究開発・設計・デザイン・プロトタイピング・ビジネスを自らの手で行いながら、これからの時代のイノベーションやクリエイティビティのあり方を考えてみます。

ロボットと暮らす未来

ジャンル: ：ロボット／ヒューマノイド／AI／IT
聴講対象者: ：一般市民

いよいよロボットと暮らす時代が始まりました。人工知能やロボットの活躍について、そのメリット・デメリットが世界中で議論されています。我々の仕事や暮らしはどのように変わっていくのか、この先数年の変化をロボットのデモを交えながら語ります。

ロボットクリエイターの誕生

ジャンル: ：夢／モチベーション
聴講対象者: ：学生／教育機関／企業／一般市民

2001年、ロボットの実用化を見越して「ロボットクリエイター」を名乗り、次世代のロボット開発をスタートしました。今では多くの子ども達が憧れる職業ですが、そこに至るまで大きな紆余曲折がありました。鉄腕アトムに憧れた少年が京都大学でロボットを学び、卒業と同時に起業して数々のロボットを生み出していく過程と、今後目指すビジョンを語ります。

主な実績

講演実績

スミソニアン博物館／アルスエレクトロニカ／愛地球博／上海万博／トヨタ自動車／パナソニック／マイクロソフト／モバイルワールドコングレス／東京オリンピック招致最終選考会／東京モーターショー／東京大学／京都大学／スタンフォード大学／東京商工会議所他

テレビ

TBS	情熱大陸／
NHK	トップランナー／
フジテレビ	笑っていいとも！／
米NBC	ニュース／
英BBC	ドキュメンタリー／
その他	／

雑誌

TIME ／ポピュラーサイエンス／ VOGUE ／

CM

Panasonic 「エボルタ」
ユニクロ
AC公共広告機
その他多数

受賞歴

	関西テクノアイデアコンテスト2001	グランプリ
	関西テクノアイデアコンテスト2002	グランプリ
	キャンパスベンチャーグランプリ OSAKA	グランプリ
	NBK学生ベンチャー大賞	受賞
	大阪活力グランプリ	受賞
	関西元気文化圏賞	ニューパワー賞
	リプトンひらめき IST AWARD 2008	受賞
	ロボカップ 2004 世界大会	優勝
	ロボカップ 2005 世界大会	優勝
	ロボカップ 2006 世界大会	優勝
	ロボカップ 2007 世界大会	優勝
	ロボカップ 2008 世界大会	優勝
	米TIME 誌	Coolest Inventions 2004
	ポピュラーサイエンス誌	未来を変える33人
	朝日21関西	スクエア賞
	関西財界セミナー	特別賞
	京都創造者賞	受賞

その他

【ギネス世界記録認定】
エボルタルマン／キロボ

講演拝聴レポート

高橋智隆さんの講演を拝聴して／2017年11月

・講演日時：2017-11-29
・主催：エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社
・講演テーマ：ロボット時代の創造

　初めて宇宙へ行ったロボットとして知られる「キロボ」や、モバイル型ロボット電話「ロボホン」、グランドキャニオンの断崖絶壁を6時間46分かけて登頂した「エボルタ」などを開発し、「ロボットクリエイター」という職業を確立した高橋智隆さん。

　今回の講演では、
①高橋さんの半生
②ロボットの開発過程
③ロボットの役割と未来
④遊び心から生まれるイノベーション
という４つを主なポイントとして講演されました。要所で「ロボホン」や「エボルタ」の実演もあり、可愛らしく動く小さなロボットを見て会場は大盛況となりました。

　高橋さんが作る人型ロボットの大きな特徴として「音声認識」があります。スマートフォンにも搭載されていますが、四角い箱に話しかけるのはなんだか気恥ずかしいと感じる方も多いのではないでしょうか。しかし、話しかける相手がロボットなら会話をしていても不自然ではありませんし、その会話で得た情報をロボットが蓄積することでどんどん“成長”していくというのです。名前や電話番号を覚えるのはもちろんのこと、好きな食べ物や好きな芸能人まで日々の会話の中から記憶し、レストラン検索などのサービスに生かします。一緒にいる期間が長ければ長いほど、所有者オリジナルのロボットへと変化していくのです。

　今後5年以内に1人1台小型ロボットを持つような社会にしていきたいと高橋さんは語ります。特に「ロボホン」は携帯電話としても使用できるため、携帯電話からスマートフォンへと人々の興味が変化したように、スマートフォンから小型ロボットを活用する時代がやってくる日もそう遠くはないのかもしれません。
　これから訪れるであろう人間とロボットが共存していく未来を想像することができるおすすめの講演です。

（講演依頼.com 富永正輝）

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