2018年12月11日

Vol.2

「大切に思う人、思ってくれる人の存在は、大きな力を与えてくれる」ー麻木久仁子さんー

『 がん(癌)の体験者の声 』、第二回目は、タレント、麻木久仁子さん。
もし、下記の3つに少しでも当てはまる方でしたら、ぜひ読んでみて下さい。

☑ 今、がん(癌)と向き合っている方

☑ 周りに、がんと向き合っている方がおられる方

☑ がんの乗り越えた後、どのようにがんと向き合って行けば良いのかを悩んでる方


2012年、50歳で「乳がん」が発見された、麻木久仁子さんはその時、何を思ったのか?
そして、乳がんを乗り越えた際に、何を感じ得たのか?

貴重なインタビューをお届けします。

まず、どういったきっかけで、がんが発覚したのか、状況の詳細を教えてください。

2010年暮れに軽い脳梗塞を発症しました。
とりあえずは事なきを得えました。

その経験から体調管理の大切さを感じ、50歳を迎えるのを機に人間ドックを受けました。

すると今度は、乳がんが発見されました。

患部は左右両側の乳房にありましたが幸いにも早期発見で、部分切除手術・放射線治療ののち5年間のホルモン治療をおこない、現在に至っています。

たまたまとても良いタイミングで検査を受けた事が、その後の順調な治療につながりました。
がんになって初めて、検診の大切さに気づかされました。

励まされた言葉や、人との出会いなどあれば教えてください。

がんの告知を受けたことを娘に話した時、娘は一瞬息を飲み、その目からは溢れるように涙がこぼれました。
それを見た時「頑張らなくては。この子を無事に社会に出すまで、弱音など吐いてはいられない」と強く思いました。

大切に思う人の存在、大切に思ってくれる人の存在は、大きな力を与えてくれると、切実に感じました。

今現在、どのようにがんと向き合ってお過ごしされているか教えてください。

がんという病気はとても理不尽です。
たしかに飲酒や喫煙、不適切な生活習慣、遺伝的要因などなど「リスク要因」はありますが、それらにいくら気をつけてもなお、がんをさける事はできずに発病します。

残念ながら、万全な予防策はありません。

しかし、今の医学で施されるがん治療の選択肢を少しでも多く確保するためには、できるだけ日常の健康管理に気をつけて、インパクトの強いがん治療に耐える体づくりを意識する事は大切だと感じています。

私の場合は、“体作り=食生活”の改善であるという考えのもと、現在は「薬膳」の勉強に取り組んでいます。
「未病に備える東洋医学」の考え方を取り入れた食養生である「薬膳」は、西洋医学との二人三脚で力を発揮すると考えています。

現在がんと闘病している人に向けて一言お願いします

二人に一人ががんになると言われる時代、自分ががんになるだけではなく、自分にとって大切な人ががんになり共に戦う事まで含めて考えれば、がんと無縁で一生を送れる人の方が少ないのかもしれません。

しかし、医療も日進月歩です。

昔のように、がん=不治の病ではなく、多くの「がんサバイバー」が、生き方を模索する時代になりました。

たとえ、がんになっても自分らしい生き方を諦めない。

そんな時代を迎えているのです。
その第一歩が「検診」です。ぜひ、適切な検診を受ける機会を大切にしてください。


弊社には、がんと向き合う講演の特集ページもございます。
「がん(癌)」をテーマにした講演の講師をお探しの方は合わせてご参照ください。