アウトプットばかりしていると不安になる。
でも、適当に聞いた知識やスキルを自慢気に話す講師にはなりたくない。
やっぱり、自分が目でみたり、経験して自分なりに腑に落ちなければ語れない。
うわべだけでなく、じっくり学びたいと思っていた。
そんな中で出会ったのがベストセラーになった法政大学の坂本光司先生の
著書「日本でいちばん大切にしたい会社」(あさ出版)。
「日本には、こんなステキな会社があったんだ」と、誰もが思う本。
そして、わたしは、その本の中で書かれている
何人かの社長の前でも講演をさせてもらったことがあった。
「本当は、わたしが、話を聴かなければならなかったんじゃないだろうか」
「こんな人の前で講演させてもらって良かったんだろうか」
なんか、自分が恥ずかしく思えた。
これを縁というのだろうか。
「大谷さん、大学院に行かない?」と、友人から誘われた。
訊くと、彼は、まさにその坂本先生のゼミに行っているという。
「わたしでも、行けるのかなあ?」
受験勉強なんて30年ぶり。
「大丈夫。社会人AO入試なら、面接と研究計画書で大丈夫」
「研究計画書なんて書けるかなあ」
坂本先生に会わせていただいた。やるしかない。覚悟を決めた。
わたしの友人の講師、武田和久さんが、
「僕も勉強したいなあ」と、言いだした。
そして、一緒に受験。ふたりとも合格した。
「社会人しながら勉強するって大変だよ」と、いう声もあれば、
「大谷さん、学割で仕事行けるね」などというツッコミもある。
「合コンしょう」などと言いだすメンバーも。
いずれにしても、春から女子大生。
ちょっぴりウキウキしている。


大谷由里子おおたにゆりこ
(有)志縁塾 代表取締役
故横山やすしさんのマネージャーを務め、宮川大助・花子、若井こずえ・みどりなどを売りだし、一時は“伝説のマネージャー”として騒がれた大谷由里子氏。その後もベンチャー企業の社長やフリーのプロデューサーとし…
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