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2009年01月05日

2009年を作るのは、自分!

あけましておめでとうございます。

「きっと、大不況になる」
「大変に年になる」
どこに行ってもその話でもちきりの2009年。
みんなが、そう言っているから、きっとそうなるかもしれない。
景気って、人のココロによって、かなり左右される。

でも、どんなに不況になっても、どんなに世の中が暗くても
自分のココロまで暗くなる必要なんてどこにもない。
暗いことを言っていて、世の中が何とかなるなら、暗い話をするのもいい。
でも、なんともならないなら、せめて気持ちだけは、
明るく持って明るい話題に目を向けたい。

わたしの友人の証券会社の社員。
「確かに、株価は、下がって大変だよ。でも、みんなが、
ちょっとずつでも節約したら、
環境問題が、少しでもましになるかもしれないよ」
そう、言って、笑っている。

ある働く女性。
「もったいないから、できるだけ手料理するようになったら、
子供たちが喜んでくれるの。しかも、肉とかもったいないから
野菜中心のメニューにしたら、わたしの体も軽くなったわ」
そうメールくれた。

あるビジネスマンが電車の中で語っていた。
「結構、自粛ということで宴会なくなったから、家でごはん
食べる回数が増えたよ。不思議なもので、食べるか食べないか
分からない時は、嫁さん、僕の分、ご飯作ってくれなかったけど、
食べる回数が増えたら、作ってくれるようになったわ」
周りのみんなも、笑っていた。

たぶん、いろんなことは、起こる。
だって、歴史は、いろんなことを起こしてきたから。
今だかって、平和と豊かさが、保障され続けた時代なんてない。
流行り病があったり、飢饉があったり、大震災があったり、
戦争があったり。
そして、「いつか、平和で豊かに国にしたい」という思いで、
いつの時代も人は、努力してきた。

2009年をどんな年にしたいか?
ここで、みんなで考えることが大切。きっと、みんなの思いが、
みんなの考えが、2009年を作る。
誰かが、2009年を与えてくれるんじゃない。
自分たちで築いて行くもの。
わたしは、とにかく、何があっても受け止めよう…そう思っている。
受け止めた中で、「自分は、この時代で、何をしなければならないか?」
しっかり、自分と対話したい。
どんな時代も、人は生き残ってきた。大切なのは、ココロの元気と
前向きな生き方。わたしは、そう思っている。

人生、一回きり。2009年も一回きり。お互い、素敵な年を作りましょ!

大谷由里子

大谷由里子

大谷由里子おおたにゆりこ

(有)志縁塾 代表取締役

故横山やすしさんのマネージャーを務め、宮川大助・花子、若井こずえ・みどりなどを売りだし、一時は“伝説のマネージャー”として騒がれた大谷由里子氏。その後もベンチャー企業の社長やフリーのプロデューサーとし…

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