2016年07月12日

Vol.11

飛び込み営業のコツ ~ヨシモト式コミュニケーションクリエイター・篠原充彦~

なぜ飛び込み営業をすることになったか、経緯を教えていただけますか?

26歳で吉本での芸人生活にピリオドを打ちましたが、笑いの現場で培ったノウハウを活かせる仕事がしたいと思っていました。そこで、「自分自身も商品になれる」飛び込み営業という仕事を極めたいと考えました。

失敗したことを教えてください

漫才師の時は、ボケとツッコミの“ボケ”を担当していました。初めての飛び込み営業の時も、お客様に対して「ボケて笑ってもらおう」という意識が強くありました。そういうスタイルで営業に行くと、今思えば「いきなりふざけた奴が来た」という印象しか持たれなく、もちろん結果も全然出ませんでした。

そこで、漫才のパートで言うところの“ツッコミ”のスタイルに意識を変えました。お客様のニーズや本音を引き出すだけでなく、お客様の個性を引き出すことができ、それによって強靭な信頼関係を築くことができました。

飛び込み営業のコツを教えてください

初めて会った方と話す時は、始めは緊張しますし、不安な部分があるかと思います。まず、意識すべきことは、目の前のお客様の頭の上に、そのお客様の笑顔をイメージすることです。私は「こんな笑顔になってもらいたい」という想いでお客様と接していました。

お客様は鏡です。だから、商品を売ろうという下心は伝わります。流暢に話せなくても、一生懸命、自分自身の想いを商品に乗せて伝えることによって、お客様に伝わり、心が動きます。そこに少し笑いのスパイスを加えたり、伝える技術を身につけることによって、さらに仕事の幅が広がり、もちろん売り上げもアップすると思います。

講演では、そういう笑いのテクニックや伝える技術に関してお手伝いさせていただいております。

現在飛び込み営業をしている人に向けて一言お願いします

人と人とのコミュニケーションは、どの時代でも、どの業種でもなくてはならないものです。コミュニケーション力は常に求められています。その中でも飛び込み営業というお仕事は、コミュニケーション力が問われる最上級のお仕事だと思っています。

芸人さんは24時間、人を笑わせることにアンテナを張っています。自分が見たもの、聞いたこと、その経験すべてを“自分”という商品のアップデートに繋げます。また、それを日々繰り返しています。飛び込み営業も同じです。自分という商品に「また会いたい」と思ってもらえるために、日々アンテナを張って、自分自身のブラッシュアップを繰り返す。飛び込み営業は、それがダイレクトに反映される素晴らしいお仕事です。

まずは、自身の商品を徹底的に好きになり、お客様に興味を持ち、自分自身が楽しんでください。それがお客様にも伝わり、笑顔の伝染が広がっていきます。

初心を忘れずに、

そして、

笑心も忘れずに。