●講師名 :春日美奈子
●講演テーマ:「地域の子どもたちは地域で育てよう 町ぐるみ共育 ~ 一人ひとりが出来ること~」
●主催 : 長野青年会議所
●聴講対象者 : 一般市民、青年会議所メンバー
●集客人数 : 100人
●実施日 :2008年11月23日
●背景
家庭と地域の関係がますます希薄化している現状があり、子どもたちを取り巻く環境が近年大きく変化してきています。「教育」は決して学校と家庭だけの問題ではありません。 こうした背景の中で、長野青年会議所では学校と地域の連携や町ぐるみで子どもを守る・育てるという方針に立ち戻り、学校・家庭・地域の連携を必要とする「町ぐるみ共育」をめざしてきました。そして「町ぐるみ共育」実現のために私たち一人ひとりになにができるのかを、一般市民の方にも発信することにより、三位一体教育の実現をはかっていくという狙いのもと、講演会が実施されました。
●講演レポート
講師の春日美奈子さんは、少年非行・少年犯罪をテーマに、少年たちの受け皿となる家庭や社会のあり方、家庭と地域の連携についての研究を進めるとともに、精力的に取材活動を続けていらっしゃいます。
今回の講演先である長野県は、春日さんの出身場所ということもあり、地元の子どもたちを地域全体で見つめ、育てていくという地域社会のあり方に対して、強い思い入れを持ってお話頂きました。
講演会の前には、長野青年会議所のメンバーの方々による「町ぐるみ共育」に関してのプレゼンが行われ、青年会議所と長野市が連携をとり、教育問題に関して高い意識を持っていることが感じられ、非常に良い雰囲気で講演会が始まりました。
春日さんは、これまでに取材をされてきた多くの体験談をもとに、親のありかた、地域社会のありかた、大人のありかたについてお話いただき、なかでも、地域の大きな役割として、人と人とが手をつないで支えあうことのできる環境づくり、 意識づくりの大切さをあげられました。
地域社会における人と人や家庭と家庭との交流や支え合いは、子どもたちの心に安心感をもたらし、この安心感から子どもたちは“心の居場所”を見つけることができるのだと語られました。
子どもたちにとっての“心の居場所”とは、子どもが愛を感じて幸せに生きていける証であり、生きる支え・生きる力の源であると。
また、人は“心のある場所に集まる”ことから、和の心と思いやりのある地域社会を育んでいくことが重要だと強調され、思いやりの心を我々大人が子どもたちに向けて発信していくことで、地域全体の子どもたち、そして地域全体に心の輪が広がっていくというメッセージは、多くの聴講者の心に響いているようでした。
未来の子どもたちのために、地域に生きる私たち大人が何をすべきか、是非春日さんの講演会をきっかけに真剣に考えてみる機会をつくってみることをお薦めします。


春日美奈子かすがみなこ
フリージャーナリスト
國學院大學大学院法律研究科法律学専攻修士課程修了。報道畑25年の経験を生かし、少年院や教護院(現・児童自立支援施設)での実習を通し、常に現場の”今”や”生の声”を大切にして、少年問題に取り組んでいる。
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