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杉山愛さん 講演会レポート

杉山愛

元プロテニスプレーヤー

●聴講対象者 :主催新入社員150名様
●実施日:2014年4月
●講演テーマ:「勝負をこえた生き方」

●講演内容と担当営業の感想

杉山愛さんはダブルス世界ランクで1位に輝いたほか、シングルス連続出場62回(グランドスラム)の世界記録を樹立するなど、日本が誇る名テニスプレーヤーです。

今回は、17歳でプロになり、年間約250日間を海外遠征で過ごされたご経験から、夢や目標に対する気持ちや考え方、チャレンジすることの大切さ、グローバルで活躍することなどを新入社員の皆さんに向けてお話し頂きました。

まず、講演の冒頭ではプロになった経緯と海外での様子をお話ししてくださいました。

海外では、試合で最高のパフォーマンスをあげようとしても、意図しないトラブルや文化の違いが障壁になることもあるようですが、そのマイナスの環境に引きずられることなく、常に何事も前向きに捉えられるよう努力されてきたそうです。

また、相手に敬意を払うことができなかったり、ポジティブな気持ちを持てなかったりすると、自分にとってのチャンスにすら気づかず、良い結果を生み出すことができないと実感されたそうです。少しでも海外を居心地の良い環境にするために、英語の勉強はもちろん、積極的に海外の選手と交流して文化を理解することも、日々心がけていたとお話ししてくださいました。

そして25歳の時、小さい頃から大好きだったテニスで初めて大スランプに陥ってしまいます。勝つ気持ちもなく、テニスをする意味や打ち方すらも分からず、ボールが飛んでくること自体が怖いという、選手としては致命的な状況だったと振り返られます。

杉山さんはこの辛い状況を、お母様のお力を借り、ゼロからスタートし、これまでの習慣を変えることで乗り越えました。この時、将来が不安になった時こそ、なぜ自分はテニスをしているのかと問いただし、ビジョンメイキングをきちんと行う必要性を学んだそうです。

whyを理解でき、自分に大きな柱さえあれば、困難と遭遇してもぶれずに対処ができるというこのメッセージは、楽しみと不安を抱えながらビジネスパーソンとして羽ばたこうとしている新入社員の皆さんにも強く響いたのではと思います。

質疑応答の時間もご質問希望者が途絶えることなく、活気に溢れている様子が印象的な講演でした。

杉山愛

杉山愛

杉山愛すぎやまあい

元プロテニスプレーヤー

4歳でテニスをはじめる。15歳のときに日本人初の世界ジュニアランキング1位を獲得し、17歳でプロに転向、以後17年間にわたってプロツアーを転戦してきた。シングルス492勝(優勝6回)、ダブルス566勝…

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