●主催 :大手クレジットカード会社従業員組合様
●聴講対象者 :主催者社員(組合員) 200名
●実施日:2013年5月29日
●依頼背景
こちらのお客様では、年1回の組合員向け勉強会として講演会を開催されており、今回は「40周年記念」ということで、特別な講師を招聘したい、というご依頼を頂きました。又、「継続的にTOPで活躍し続けている方」からのお話しで、長いサラリーマン生活をこれから続けていく中でのヒントを得たいということで、現役時代は球界屈指の努力家としても有名であり、かつ引退後も大学院で野球の研究に励むなど長年活躍されている桑田氏にご協力をお願い致しました。
●講演内容と担当営業の感想
投手、桑田真澄、と言えば老若男女問わず、十中八九ほとんどの方が知っている方。
高校時代はPL学園で清原選手とのKKコンビで世間を騒がせ、プロでは読売ジャイアンツでエースを担うなど、まさに世間一般の方とはかけ離れた「王道」を歩かれた方のように思えます。
ただ、よく考えてみれば、そこまで体格に恵まれているわけではなく、球速が群を抜いて速い、というわけではない選手でした。
どうして桑田さんがそこまで活躍できたのでしょうか?
その要因は、運も含めた【総合力】なのだそうです。
運も含めた【総合力】とはいったい何でしょうか?
例えば、投球する。そして思いっきり打たれる。だが、味方のファインプレーで助けられる。
現役時代は、このような場面が幾度となくあったそうです。
それがここでいう、運も含めた【総合力】だと桑田さんは仰います。
その総合力は、一朝一夕で培われるのではなく、日頃の行動の蓄積が、『運』や『縁』、『ツキ』を呼びこんでくる、という考えが桑田さんの持論です。
では具体的にどのような、日頃の行動の蓄積が総合力をあげていったのでしょうか?
ここでは一つだけ、そのエピソードを紹介します。
話は、中学高校時代までさかのぼります。中学時代は向かうところ敵なしの活躍ぶりで、PL学園には当然のように特待生で入学することになりました。しかし、そこで大きな挫折を味わいました。
それは清原和博氏との出会いです。
彼は、体格も良ければ、打っても良し、守っても良しの何をとっても桑田さんより上だったそうです。
そこでいくら努力しても彼には勝てないから、自分の居場所はないと、野球を辞めることさえ考えられたようです。
そこからどのように考えを改め、行動したのでしょうか?
それは今までやっていた【野球の努力】に加え、【野球以外の努力】を自分に課し、周りより30分早く起き、練習前のトイレ掃除を毎日続ける、ということでした。
桑田さんはそういった野球以外の小さな努力の積み重ねが、絶対的に【総合力】に影響している、と考えていらっしゃいます。
大きな壁にぶつかった時にこのように考えられる人はどれだけいるでしょうか。
一見直接的に野球のスキルには関わらないようなことに思えますが、野球はチームで行うもの。
一人の力だけではない、仲間の力を見方にすることも、【総合力】には必要なのです。
何より結果を残してきた選手だからこそ、説得力のある講演です。
また、ここで詳しくは紹介できませんが、聴講者を喜ばせるようなサプライズもあり、講演においても【総合的】に大変満足いただけること間違いありません。
特に、仕事のスキルは申し分のない中堅管理職層向けには、
更なる飛躍を図る、という意味では大変刺激になる内容です。
桑田真澄くわたますみ
巨人軍・二軍監督
PL学園高で、同期の清原和博選手とともに「KKコンビ」と呼ばれ、5季連続甲子園大会に出場、エースとして活躍。高校卒業後、読売ジャイアンツへドラフト1位指名で入団。プロ入り2年目から、2桁勝利、94年に…
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