牛窪万里子さん 講演会レポート

●主催 ：大手金融機関様
●聴講対象者 ：主催者社員 約60名様
●実施日：2013年11月

●依頼背景

若手社員の方を対象に、組織を更に活性化できるようコミュニケーション力アップを目的としてご依頼を頂戴しました。

●講演内容と担当営業の感想

相手に自分の考えていることがきちんと伝わっているのか。分かってもらえるのか。普段の生活で不安になることが、少なからずあるかと思います。

牛窪さんは、「相手の反応が自分のコミュニケーションの成果です」というお話から講演を始められます。自分との向き合い方が、相手とのコミュニケーションに影響することが多いため、例えば日頃、自分にどんな言葉を投げかけているか、独り言はどんなものなのか等を意識し変えていく必要性をご提案されました。自分への問いかけがポジティブになれば、コミュニケーション相手にもそれが影響してくるものです。

また、人はそれぞれ価値観の違いがあり、情報も目で見ること、耳で聞くこと、触れることなど、優位となる感覚も違うものです。その違いをきちんと理解した上で、アプローチを変える必要性があります。

セミナーの中では聴講者がペアになり、連想ゲームやパズルゲームを行いながら相手との感覚の違いを実感し、質問をしながら相手の価値基準を理解していきます。ペアワークに参加をされた皆さんからは、「相手の価値観を実感できた」、「共通の認識をもつことの大切さを知った」などの感想が多く聞こえてきました。

私も、自分の思いこみでコミュニケーションを図ろうとしている事が多いかもしれません。人と話すとき、何かを伝える時、相手の反応をきちんと観察し、その状況が自分自身に関わっていること、一方通行にならず、相手の価値観や思いを共有しながら進められるようにしたいと感じるセミナーでした。

実践型の内容が多いため、自分のコミュニケーション力をきちんと振り返り、スキルも身につけられるお薦めのお話です。