●主催 :医療・福祉関連業 様
●聴講対象者 :主催者社員(一般社員~社長) 200名
●実施日 :2013年4月7日
●依頼背景
年1回開催の社員総会の中の特別講演会で、講師を招聘したいとご依頼を頂きました。
主催者様はフランチャイズ経営をされていらっしゃるところでしたので、同じようにフランチャイズ経営で成功をされたカレーハウスcoco壱番屋の創業者である宗次徳二さんに主催会社の社長様から直々にご指名頂きました。
●講演内容と担当営業の感想
カレーのココイチを知っているか?と日本中の人に聞けば、10人中8~9人は、知っていると答えるでしょう。
今でこそ、約1200店舗(内海外105店舗)700億円近くの売り上げを叩き出すまで成長したココイチですが、約35年前は40平方メートル月7万円の家賃で名古屋市の外れで始まりました。
そしてその頃は、今の姿は到底想像できなかったようです。
創業者である宗次徳二さんは、「近年当たり前になっている、市場動向に対するマーケティングは必要ない。
人脈も作る必要ない。中長期計画なんてものはいらない。ただ、お客様(現場)を第一に考えれば、人生も会社も好転する」とおっしゃいます。
何故か?
全ての答えは、現場にあるからです。
人生も経営も行き当たりばったりだから無理に先を読む必要もない。同じ時間があればイマを一番大切にし、一生懸命仕事に臨むことが何よりも重要。そこから新たな道が見えてきます。
また、最初から大きなことを言う人に限って、地に足がついておらず途中で挫折する傾向があります。
それでは具体的にどのような姿勢で宗次さんは臨まれていらっしゃったのか?
1) 来てくれるお客様を笑顔で迎え、心で拍手すること。
2) 毎期の増収増益を目指すこと。(少しだけでもいい)
言ってしまえばこれだけ、とのことです。
そして、早起きの大切さも強調されます。毎朝の3時55分起きは創業当時から今でも続けていらっしゃるようです。
宗次さんは、孤児院で育ち、自分の誕生日を知ったのも15歳の時だそうです。
また、引き取り先の養父はギャンブル好きでろくに家賃も払えず、空腹で雑草を食べていた時期もあったようです。
そして、飲み屋に行ったのも現役時代はほとんどない、物欲・金銭欲はほとんどない、とおっしゃいます。
(引退後、妻に連れて行かれ、嫌々スナック2回、クラブに2回、ニューハーフクラブに3回行ったくらいらしい)
そのような苦労をし真面目に生きてきた方からのお話は、今の時代には正に必要なことではないでしょうか?
「この人の苦労に比べれば自分なんか大したことない。よし、明日から頑張ろう!」と自然に思えるお話です。
顧客満足をより高めたいと考えている接客・販売に従事する方々向けには、特に響く内容だと思います。
宗次德二むねつぐとくじ
カレーハウス CoCo壱番屋 創業者
生後まもなく孤児院に預けられ、3歳で「宗次」姓の養父母に引き取られる。養父のギャンブル狂によって各地を転々とし、養父母の離婚の後は養父と2人、生活保護を受ける極貧の少年時代を過ごす。 自ら学費を稼ぎ…
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