講演会実績レポート
   
 
 
 
鈴木明子
  講師名 鈴木 明子(プロフィギュアスケーター)
  主催 :化粧品会社
  聴講対象者 :主催社員 約100名
  実施日

:2015/10/22(木)

   

  依頼背景
 

今回化粧品会社様より、社内接客コンテストの一部で今後の社員の方々のモチベーションアップに繋がるご講演をとご相談を頂きました。そこで、元オリンピック選手で現在プロフィギュアスケーターとして活躍されている鈴木明子さんへのご依頼を頂きました。

   
  講演テーマ
 

「今、壁にぶつかっている人に伝えたいこと」

   
  講演内容と担当営業の感想

皆さんの中にも自分自身の性格を考えた時、すごく慎重なタイプだと感じている方がいらっしゃるのではないでしょうか。私もまさにその一人です。
ただ所謂この「石橋を叩いて渡る」思考の方は世界の舞台で戦うアスリートの中にはあまりいないだろう、そんなことを私は思っていました。

それでは日本最年長で世界選手権にてメダルを獲得し、オリンピック2大会連続で入賞を果たした鈴木明子さんはどうだったのか。
鈴木さんはご自身の性格を「石橋を叩いて、叩いて、壊してしまい、後悔するタイプ」であったとおっしゃいます。まさかオリンピックの舞台であんなにも堂々とした演技をしていた選手がそんな慎重すぎる性格だなんて!私も、そして会場にいた人の多くがそう思ったのではないかと思います。

鈴木さんはフィギュアを始めた6歳の時から、何事にも慎重で、またどんな小さな技でも要領よくできるタイプではなかったそうです。家族やコーチの方に支えられ、人の倍練習を重ねることで一歩一歩着実に前に進んできたと言います。鈴木さんはご自身を「各駅停車の電車」に例えられます。センスが良く新幹線のように駆け抜けていく、そんな素晴らしい選手もいる一方、私はゆっくり歩いてきたからこそ多くの景色を見ることができ、そして強くなることができたのだとおっしゃいます。失敗をしても、それを着実に乗りこえてきたことが逆に自信になり大会で結果を残せる力・メンタルに繋がったのです。鈴木さんは現役時代、多くの重圧から拒食症になられた時期もありました。ただその際もこの経験を乗りこえることができれば、また次のステージに進めるのではないか。今までの積み重ねがそう思わせてくれたことで乗り切ることができたそうです。

フィギュアスケートは採点競技です。相手を抜くでもなく、倒すでもない、仮に自分が最大限の演技ができたとしても、それが思った点数にならないこともあります。それでは鈴木さんはどのようにして長い選手生活でモチベーションコントロールをしてきたのか。
それは人と比べてどうこうではなく、自分がどのレベルに行きたいか明確な目標を作り、それと着実に戦うことにあったそうです。そうすることで自分自身に言い訳がなくなったと鈴木さんはおっしゃいます。
そしてその想いは競技生活を引退された今も変わらず、これから続く人生も、失敗を恐れて慎重になるのではなく、失敗をしてもそれは次に活かせばいい。うまくいかなかった景色を見れたからこそ、次に繋げることができる、そんな強い信念をお持ちになられていました。

私も何か物事を始めるとき、それに対して研究をすることから始めます。ただその中でどうしてもこれは自分にはまだ早い、誰々さんだからできたと無意識に他人と比較をしてしまうことがあります。そうではなく、自分自身がどうなりたいか、それを一番に考え戦うことが大切なんだと気づくことができました。鈴木さんの講演は今自分に自信を持つことができない方、何か大きな壁にぶつかってしまっている方、そんな方々に勇気を与えてくれるご講演です。


   

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