No.10 夏まゆみ / 読む講演会 クローズアップパートナーNo.10 夏まゆみ /“読む講演会”クローズアップパートナー

人生に無駄なことはない。つらいときこそチャンスです!。 No.10 ダンスプロデューサー 夏まゆみ

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何を送り届けているのか?を認識するべき

ホワイトボードに書いていきましょう。私の仕事は、ダンスプロデューサーと人材育成、指導者。どこで働いているかというと、エンターテインメント業界、音楽芸能業界。誰に教えるのかというと、グループやユニットのメンバー。何をしているのかというと、ダンスや歌。ミュージカルならお芝居。応援してくれるファンの人、テレビを見ている視聴者さんに向けて発信する。じゃあ、今日ここにお集まりのみなさんは、どうですか。大きな飲食の会社に所属して、飲食店で働いている。立派です。みんな知っている会社。どこで働いているのか。飲食業界、外食業界ですね。何をしているのかというと、お店で働いている。でも、一人でやっているわけではないですね。お店のみんな、チームで力を合わせて頑張っている。でも、実はこんなことを私はしています、だけで絶対に終わっちゃいけないんです。

一番大事なのは、何を送り届けているか、です。私はモーニング娘。の例えば『LOVEマシーン』でもAKB48の『会いたかった』でも、楽曲を送ることで、見ているファンの人たちや視聴者の方々に、明日への活力だったり、「僕も頑張っていこう」という勇気だったり、「もしかして自分にもできるかもしれない」という希望だったりを送り届けたいと思ってやってきました。では、みなさんは何を送り届けていますか。それが問われるということなんです。安心の食材だったり、価値ある商品を扱って、さて何を送り届けているのか。

私は食べることが大好きだから、おいしいものを食べると「幸せだな」って思うんです。おいしいものを仲間と食べている笑顔は最高だし、幸せな気分になれる。みなさんが届けているのは、もしかしてこれじゃないですか。ただ、食材を届けているんじゃないですよね。さっきお伝えした傾聴力があれば、こういうことがわかっていきます。まったく違う世界の話なのに自分ごととして捉えられる。自分の成長につながっていく。自分が鍛えられる。理解も早まります。

例えば、お店はチームでやっている。最近、こうした講演会でお声がかかるのは、チームビルディングやチームワークがテーマになることが多いんです。でも、チームワークって、そもそも何だかわかりますか。簡単に「チームワーク」「協調性を持って」「一致団結して」なんて言われますけど、私には少し違和感が残ります。

チームというものに甘えず個を輝かせる

No.10 夏まゆみ

もう40年くらい前、私は学生時代にバスケットボール部に所属していました。バスケットボールは、5人でやるチーム競技です。担当の先生が私にくれた成績表には、協調性のところに五重丸がついていました。これは最高点なんです。私の友人で陸上部に入っている友人がいました。協調性の欄に×がついてた。でも、正直に言います。私はまったく協調性がありませんでした。

バスケットボール部では、私は48点中36点くらい自分で入れられるポイントゲッターでした。だから、人にパスして他のチームメイトがシュートを逃すより、自分で決めたほうがいいから絶対にパスしなかった。そうしたら、バスケット部のコーチに怒られちゃった。そのくらい私は協調性がなかったのに、成績表は五重丸。陸上部のお友だちはすごくいい子で、協調性はバッチリだったのに、協調性は×。そのくらい協調性というのは、曖昧なものなんです。そんな曖昧なものをワードに使って、多くの人数を引きつれて、チームを作って前に進んでいくことはできない、ですよね。ではどうすればいいのか。目的を共有することです。明確な目的を、必ずチームメイトに伝えるんです。それがあれば、みんな方向を間違えずに進むことができる。

かつてモーニング娘。に新メンバーが入ってきたとき、彼女は新加入だから、まったく萎縮しちゃって、前に出ない。でも、センターで歌って、しっかり目立つように、ということで振りを付けました。ところが、全然前に出てこない。そのとき、私は言いました。「なんで遠慮しちゃうの。センターに抜擢されたお前が遠慮してたら、モーニング娘。の力が弱っちゃうよ。先輩たちに遠慮せずにもっともっと前に出なさい。遠慮しなくていい。楽屋ではしっかりと先輩たちに敬意を払っても、ステージに出たら、上下関係は関係ない」芸能界では、上下関係かなり厳しいです。でも「ステージに立ったら、そんなのいい。先輩を食ってしまいなさい」と言ったんです。

それまでモーニング娘。をしっかり支えてきた先輩メンバーには、新人が入ってきたことで、少し引いちゃったり、ちょっと落ち込んじゃったりした子もいます。そんな彼女に対しても言いました。「何やってんだ。お前が引いちゃったり、遠慮しちゃったりしたら、モーニング娘。じゃなくなっちゃうよ。モーニング娘。の顔は、これまでもこれからも、お前なんだ。変わらずに引っ張ってってくれ」

また、端のほうを担っていたメンバーは、背も高くてモデル体型で、手足もすごく長かった。だけど「私端っこだから」と、遠慮して小さくなって踊っていたので、言いました。「なんてことしてるんだ、もったいない。誰よりも背が高くて、誰よりも手足が長いのに、なぜそれは映らないんだ。全部みんなに見せてやりなさい。『誰よりも私、手長いでしょう。誰よりも足、長いでしょう』と見せるようにして、踊ってごらん」

プロフィール

夏まゆみ/  ダンスプロデューサー

現在まで300組以上のアーティストの振り付けを担当してきた、ダンス界の第一人者。いわゆる“普通の子”を国民的アイドルにまで育て上げた経験・手腕から「ヒトが本来持つ道徳観に基づいた人間力向上」の指導者としても注目を集める。2014年著書『エースと呼ばれる人は何をしているのか』では、芸能音楽業界での豊富な事例を元にビジネスマンにも通じる“成功するための正しい習慣”を説き、そして 2016年『夢は、強く思った人からかなえられる』を上梓。ダンスを通して「生きる姿勢」を教える夏氏が、言葉をツールに様々な業界、領域を超えて人々に語りかけます。

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