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インタビューNo.02<美しい人>長谷川理恵 「初めてちゃんとした運動がマラソンだった。健康的な生活をすることで、体だけでなく、精神的にも強くなれた気がします」

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インタビュー INTERVIEW/美しい人 No.35 GENKING(ゲンキング)

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No.02 長谷川理恵

― 長谷川理恵さんはモデルという本業のかたわら、ここ数年はランナーであり、健康的で美しくある生活の実践者としてのイメージも強いですね。
長谷川 走り始めて9年目になります。当初、谷川真理さんとの出会いや、仕事のことなど、走ることができる環境が揃ったんですね。実は私はそれまでそんなにのめりこんだことがなくて、初めてちゃんと運動したのがマラソンだったんです。最初は何がなんでも記録を出したいという気持ちで、毎日、部活で走っている人のように走ることばかり考えていました。3時間15分を切って東京女子マラソンに出る、という目標があったのです。結局、たまたまその出場資格が3時間30分になったので、2年連続で出ることができたのですが。ただ、走ることは仕事ではないと思っていました。本業は「写真を撮られること」(=モデル)だと。仕事があったからこそ、合間を見つけコンスタントに走ることに専念できたんだと思っています。走っていると、走ることだけを考えている。3時間15分を切ることができたときは、やろうと思えばやれるんだという達成感がありました。
― マラソンをすることによって痩せすぎたり、日焼けをしたりと、モデルとしての長谷川さんのボディを維持するには不安なことも多かったのではないですか。そこはどのように今のような美しさを維持されてきたのでしょう。
長谷川 確かに日焼け、食べ物のコントロールは必要でした。自分でやり過ぎちゃいけないなという感じはよくわかっていました。ただ、コーチが金哲彦さんに替わって、きれいなフォームで走れるように徹底的にトレーニングしてもらったんです。きれいなフォームだと効率よく前に進むことができるし、胸が開いて腰の位置も上がり、足にちょうどいい感じで筋肉がつくんです。走り続けていてもかっこいい体になれると気づいたんですね。その頃から、世の中もランニング・ブームが起こり始めて、雑誌でめりはりのあるボディを手に入れるというような特集にも呼んでもらえるようになりました。
― モデルの仕事と走ることとを本当に上手に両立されることになってきたわけですね。
今はどんなふうに走っておられるのですか。
長谷川 実は去年、コロラド州のボルダーに合宿に行ったんです。小出義雄監督のところに10日間ステイさせてもらって。だけど、私、体的にも精神的にも潰れちゃったんですよ。プロじゃないので、10日間で一気にやるべきことをこなすのは無理だったみたいです。もっとゆっくり時間をかけるべきだったんですね。だから今は走りたくないときは走らない。記録よりも、楽しんで納得して走れるようにと心がけています。今年の暮れには10回目のホノルル・マラソンに出場しますが、タイムよりも思い出に残る走りをしたいと思っています。

No.02 長谷川理恵

― 走ることで、食事に対する心配りも変わったとおうかがいしています。ベジタブル・マイスターの資格を取られたのも、そこに一因があるのですか。
長谷川 そうですね。ちょうど走り始めて2年後かな… 2003年にベジタブル&フルーツ・マイスターのジュニア・マイスターの資格を取りました。今年の夏ごろにはベジフル・ティーチャーの資格が取れそうなんです。そうなると、メタボリック症候群の人たちへのアドバイスや、講習会に出たりすることになるかと思います。私自身は走っていないときは、あまり食欲が湧かなくて1日1.5食くらいなんです。たくさんの量を食べることができないので、旬の野菜を取り入れてなるべくたくさんの種類を食べるようにしています。自分でつくるときは、野菜をたくさん入れてスープにしたり、ジュースにしたり。にんじんとりんごの組み合わせなど飲みやすくておすすめです。先日、仕事でベトナムに行ったときにアボカドと練乳を組み合わせたジュースを飲んだので、それも近々試してみたいと思っています。スムージーのようで美味しかったんですよ。それにアボカドはビタミンEがたくさん含まれていて、アンチエイジングにはとてもいいんです。
― 美味しそうですね。何か美と健康に効果のあるとっておきの素材、食べ方はありますか?
長谷川 トップアスリートも食べているのが、ブルーベリーの18倍もポリフェノールが入っているという、アサイ。ハワイのカフェでは「アサイ・ボール」というメニューがポピュラーにあるんですが、私もアサイのピューレに季節のフルーツを入れ、豆乳をかけて食べたりしています。あとはとにかく旬の野菜をおすすめしますね。それも食べ方はいろんな調理法で。夏ならトマトを生と焼いたのとソースにしたのと、というふうに。いろんな調理法で食べることで、栄養素をまんべんなく摂ることができると思います。
― 走ることで食生活もよくなって、いろんなことがスパイラル的に今の美しさに結びついたわけですね。
長谷川 モデルを始めた20歳前の頃は、ガリガリに痩せているほうがいいと思っていましたから。当時はそういうスーパーモデルが人気の時代でもありましたし、痩せていないと仕事がなくなるという強迫観念さえありました。痩せるためには私もふくめ、モデルはみんな食べなかったんです。若いコが食べないと、内臓を悪くしたり、痩せ過ぎて仕事がなくなったりした人もいる。私もそれが不健康とは知りつつ、モデルだからこそ当たり前だと頑張っていたんです。でも走って、食べて、また体を動かして、今の体ができた。体もそうですが、健康的な生活をすることで精神的にも強くなれた気がします。 その結果として、35歳で、憧れていた海外のファッション雑誌から仕事が来たんです。実年齢は関係ないんだ、今なんだ、って不思議な感覚でしたね。しかもそれは水着の撮影もあって、露出も多くて「35歳にして水着か… 今なのか…」って(笑)。
― 長谷川さんを見ていると、美しさへのアプローチに勇気がもてますね。いろんな努力をされてきたとは思いますが、それをもっと知りたい気持ちも湧いてきます。
長谷川 自分がよかった、と思うことを皆さんに伝えていきたいですね。そのためにまずベジフル・ティーチャーもやりますが、ジムのパーソナル・トレーナーの資格も取ろうと思ってるんです。それは、自分の体へのよりよいアプローチを知るという意味もあるんですが。私自身がいい体で、いい精神状態でいることで皆さんへの説得力が増すのではないかと思うんです。大好きなファッション誌のモデルも続けていきたいですしね。そういう自分の生き方をトータルに見せることで、より心地いいライフスタイルの提案ができたらいいなと思っています。

私を美しくしてくれる一品

「オーガニックボタニクスのエッセンシャルオイル」

「ホノルルマラソンもこのシューズをはきました。マラソン用のスニーカーはAIR ZOOM STEP SPIDER LT+。初心者の方にはもっとソールの厚いものがおすすめですが、私はソールの薄いものを履いています。クッションがふかふかしている状態が最高なので、2週間くらいで履き替えます。
せっかく取り組むなら、身につけるものにもこだわりを持ちたいものですよね。」

プロフィール

長谷川理恵(はせがわ・りえ)/ モデル/タレント

1993年、『Can Cam』(11月号・小学館)に読者モデルとして初登場。以来、『Oggi』等ファッション誌の人気モデルとして活躍。また、2000年よりホノルルマラソンに参加。以来、数々の大会に出場している。(自己ベストタイム-3時間15分36秒)同時に食に関して興味が芽生え、2002年ベジタブル&フルーツマイスターの『ジュニアマイスター』取得。2005年には日経BP社「日経ヘルス」(7月号)“ヘルシーイメージタレント”女性部門1位にランキング。「健康」と「美」に関してリーダー的存在。

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