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No.17 南美希子

インタビュー INTERVIEW/美しい人 No.17 南美希子 「アンチエイジングの敵は『錆びる=酸化』『焦げる=糖化』『炎症』の3つ。それらを重視すると、食生活も変わってきます」 Photo:三宅詩朗/ Text:森綾/ Edtior:鈴木ちづる

No.17 南美希子

― 「キャリアウーマン」という言葉の先駆けのような南さんが、40歳で出産されたのは本当に意外でした。
 39歳で結婚して、産んだのは限りなく41歳に近い40歳でした。私自身、ずっと仕事をして突っ走るつもりだったので、子どもができるとは夢にも思っていなかったんです。女性の人生は結婚で変わるというよりも、出産で大きく変わりますね。一般的に「小学校にあがれば楽ですよね」と言われますが、小学校に上がってからが実は大変でしたね。子どもというのは「遊びたい」一心の生き物ですからね。机に座らせて、小学校低学年の頃の勉強は私がみました。それ以降は塾の送り迎えだけでも大変でした。又、中学高校はお弁当ですから、今でも5時半に起きてお弁当もつくっています。子育てしながら働くのは、本当に半端なことじゃないですね。
― 想像するだけで大変ですね。子育てしながら働く女性も増えてきましたが、南さんはお子さんが小さい頃、何を一番大切にして来られましたか。
 昼間はシッターさんに預けて仕事に出ます。だから私は家に帰って、どんなにくたくたでも、最低1時間は親子の濃密な時間をつくりました。お風呂に入れて、絵本を読んで寝かしつける。風邪をひいてつらくても、読んでほしいと言った本を読む。よりによって長い本ばかり差し出される(笑)。でもそういう時間があってこそ、心のよりどころのしっかりした、打たれ強い人間になれるんじゃないかと思うんです。常に信じている存在がある、ということを伝えたかったんです。母親は子どもの最高責任者ですからね。一方で、こんなふうにも思います。独身時代、がむしゃらに働く私に「子どもがいたら人生の景色が変わる」と言った人がいましたが、それは私は人には言いたくないんです。人それぞれの行き様があるわけですから。若い人に押し付けだけはしたくない。子どもがいて得たものは確かに大きいけれど、仕事の上ではあきらめたことも沢山あります。与えられた人生を精一杯生きることが大事だと思うんです。ただひとつ、若い女性にアドバイスすることがあるとしたら、結婚しても仕事は手放さないほうがいいですよ、と言いたいです。
― 南さんは子育て、仕事、美に対しても常に努力されています。全部頑張れる、秘密ってなんでしょうか。
 ひとつは、アナウンサーという職業ということもあるでしょうね。35年間、常に表に出てきましたから。自分自身が商品であるという意識が身についているんです。中途半端では人様に失礼ですし、自分の中でパーフェクトであること、を心がけています。私は100%だと思っていても、他人から見れば60%くらいかもしれませんけれど(笑)。いざ外に出るときはどんなにコンディションが悪くても、笑顔。それは呼吸するのと同じように、私の中では当たり前のことなんです。

もうひとつは子どもの頃、明治生まれの祖母と同居していたこともあるかもしれませんが、粘り強く生来の頑張りやではあります。公立の小学校から、中学で東京女学館に進学したのですが、カルチャーショックを受けるほどのお嬢様学校でしてね。私は今さらお嬢様にはなれないから、がむしゃらに勉強するしかないわ、と思ったんです。他の生徒の10倍は勉強したと思います。95点でも悔しかったくらいでした。その成績のおかげで、大学には推薦で入りました。それでそのとき、人の10倍努力すれば報われるんだと悟りました。

No.17 南美希子

― パーフェクトを心がけるという言葉に南さんの信念を感じますね。本当にお美しくていらっしゃいます。
 今までテレビや雑誌の仕事をたくさんしてきた中で、佐伯チズさん、IKKOさん、トニー田中さんなど、一流の美容家の方に教えていただいたこともたくさんありますし、抗加齢医学会の仕事などで、美容専門のドクターからの最新情報に触れる機会も多くあります。自分でも美容検定を取ったり、いろんな知識と人脈を大切にしています。
― 多くの知識と経験、人脈をお持ちの南さんが、今「美」とはどういうものだとお考えになりますか。
 まず、美のベースは健康ですね。睡眠、食、運動。 アンチエイジングの敵は「錆びる=酸化」「焦げる=糖化」「炎症」の3つ。それらを重視すると、具体的に食生活も変わってきます。デザート・バイキングなんてあり得ないですよ(笑)。トンカツ定食を食べるときも、まずキャベツを全部食べて、豚汁、とんかつの順に食べます。ご飯は半分で、キャベツはおかわりします。これが血糖値を急激に上げない食べ方なんです。私は1日だいたい1.5食。50歳を過ぎたら腹7分目です。最後に、あまりにも年齢を拒否する美しさを私は評価しません。今までの足跡がありつつ、美しくある、ということが素敵なのではないでしょうか。

美の逸品

私を美しくしてくれる一品

「バイタミックスというアメリカ製のジューサーは、ものすごい撹拌力で、アボカドの種までくだいてしまうほど。私はブロッコリー、小松菜、バナナ、ピーマン、リンゴ、皮ごとのぶどう、小芋、かぼちゃ、セロリ、大葉、モロヘイヤ、アボカド、プラムなどの中から10種類の野菜を毎朝、ジョッキ2杯くらい飲んでいます。これで風邪もひかなくなりました。」

南美希子 (みなみ・みきこ)

南美希子 (みなみ・みきこ)

南美希子 (みなみ・みきこ)みなみみきこ

元祖「女子アナ」

1977年にテレビ朝日アナウンス部に入社。伝説のOL向け情報番組・「OH!エルクラブ」の司会を長年務め、多くの女性たちに支持された。“元祖女子アナ”として広く知られる。1986年に独立し、現在は数々の…

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