No.18  三浦雄一郎 / 読む講演会 クローズアップパートナーNo.18 三浦雄一郎 /“読む講演会”クローズアップパートナー

これをやりたい、という夢の力が生きる力を作るんです No.18 プロスキーヤー 三浦雄一郎

TEL
MAIL

ご相談は無料です。

03-5422-9188 電話受付時間 月~金 9:30~18:00

ご相談はこちら

業界18年、実績2万件の中で蓄積してきた講演会のノウハウを丁寧にご案内いたします。趣旨・目的、聴講対象者、希望講師や講師のイメージなど、お決まりの範囲で構いませんので、お気軽にご連絡ください。

頂上に行くと、10分で死んでしまう世界

今度は80歳でのエベレストです。世界で一番高い標高8848m。今、私どもがいるこの部屋では、酸素がほぼ21%あり、その酸素のおかげで元気よく生きている。

ところが、標高が上がるにしたがって、気圧も下がり、同時に酸素の濃度も下がっていきます。

5000mまで行きますと、酸素は10%で半分になります。これ以上の高さになると、人間の生存限界と言われます。8000mまでいきますと酸素、気圧が3分の1。この部屋を密閉して空気を抜き、エベレスト山頂同様3分の1の酸素濃度・気圧にすると、5分も経たないうちに僕も含めて1人、2人と気を失います。10分ぐらい経つとほとんど死んでしまいます。こんな世界です。

山の世界では「デスゾーン」「死の世界」と呼んでいます。あとは体質、体力、年齢にもよりますが、エベレストの山頂に辿り着くと、20歳くらいの登山家の肉体年齢が、ほぼ100歳に近づくとも言われています。

それを僕は80歳で登るとなると、150、160歳の肉体年齢になる。その年齢で生きている人は今の世の中、誰もいないわけです。まさにそんなところへ行きました。

元気に長く生きることは、それだけでも社会貢献

そして87歳になった今年、僕は以前若いころに登った南米最高峰アコンカグア(6961m)に挑戦しました。しかし6000m地点でドクターストップがかかり下山。

― でも命があればまた次の挑戦ができる。

どうしてこんな風に思えるか自分で考えてみたんですが、やっぱり人間というのは、何もなければぶらぶら美味しいものを食べて、ラクなほうがいいわけです。しかし、そうすると歳をとればとるほど、やはり身体も心もメタボになる。今は歳に負けないで元気よく生きる、アンチエイジングがキーワードになっています。そのためには、運動する。ただ、運動も嫌々やっても、あんまり意味がない。面白いとか、ぜひやってみたいということがあれば続けられ、運動効果も期待できると思います。

僕の場合も65歳で余命3年と言われ、500mの山を登れなかった。あのままいたら、とっくに死んでいたと思います。でも、エベレストに登るという夢を持ったことで変われた。別にエベレストでなくてもいい。大切なのは夢をなんとか叶えたいという思い。人生元気よく、そして歳をとっても、いきいき生きるためには、まず食事、運動、そして何か目標を持つことです。生きがい、何か「これをやってみよう」という目標があったら、長生きでき、元気に生きられる。元気に長く生きることは、それだけでも社会貢献です。夢に向かって歩き続ける、そんな生き方をしたいと、そう思ってます。

プロフィール

三浦雄一郎/ プロスキーヤー

1932年青森市に生まれる。1964年イタリア・キロメーターランセに日本人として初めて参加、時速172.084キロの当時の世界新記録樹立。 1966年富士山直滑降。1970年エベレスト・サウスコル8,000m世界最高地点スキー滑降(ギネス認定)を成し遂げ、その記録映画 [THE MAN WHO SKIED DOWN EVEREST] はアカデミー賞を受賞。1985年世界七大陸最高峰のスキー滑降を完全達成。2003年次男(豪太)とともにエベレスト登頂、当時の世界最高年齢登頂記録(70歳7ヶ月)樹立。2008年、75歳2度目、2013年80歳にて3度目のエベレスト登頂世界最高年齢登頂記録更新を果たす。アドベンチャー・スキーヤーとしてだけでなく、行動する知性派また教育者として国際的に活躍中。 記録映画、写真集、著書多数。

クローズアップパートナー一覧へ戻る

経験豊富な私たちに
お任せください。

講演講師の登録は
随時募集中!

講師登録はこちら

ご相談は無料です。ご連絡はお気軽に。

業界18年、実績2万件の中で蓄積してきた講演会のノウハウを丁寧にご案内いたします。趣旨・目的、聴講対象者、希望講師や講師のイメージなど、お決まりの範囲で構いませんので、お気軽にご連絡ください。

TOPに 戻る