No.10 夏まゆみ / 読む講演会 クローズアップパートナーNo.10 夏まゆみ /“読む講演会”クローズアップパートナー

人生に無駄なことはない。つらいときこそチャンスです!。 No.10 ダンスプロデューサー 夏まゆみ

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与えられたポジションで、自分の魅力を思い切り出す潔さ

何が言いたいのかというと、チームには上限の点数がない、ということです。チームだからって、「チームで100点取れればいいや」ということではない。チームにいるから満点は果てしないんです。みんなチームにいると、チームで100点だから僕は30点くらい、私は20点くらい出せばいい、となる。みんなで仲良く「10人いれば、10点ずつ取りましょう。そうしたら100点満点だ」と思ってしまう。そうじゃないんです。チームの全員、チームの一人ひとりが100点を取らないといけないんです。そうしたら、5人寄れば500点になる。10人いたら1000点になる。チームの点には、上限がありません。だから、モーニング娘。では、一人ひとりが野球でいう4番バッターになりなさい、という指導をしました。『LOVEマシーン』を始め『恋愛レボリューション21』や『ザ☆ピ〜ス!』等たくさんの楽曲もミリオンセラーになって、みなさんに希望や勇気をたくさん届けることができた。国民的アイドルと呼ばれるまで成長しました。

AKBだって同じ。女の子の世界、他の業界と同様、妬みや嫉妬はもちろんある。センターの重圧、メンバーからの目線、自信がなくなって、緊張と不安で負けそうになる時もある。そういうときにはこう言います。「ここに立てるのは、選ばれた人間だけなんだ。努力した人間がここに立ったとき、努力した以上の力が発揮できる。すごい場所なんだよ。自信を持っていいんだよ」

一方、ステージの端で「センターは別の子だし、私はいいかな」と目立たないところで踊っている子は「どうせ端っこだし、お客さんも見てないし」みたいな雰囲気なんです。そういうときは、こう言っていました。「何やってんだよ。チャンスだよ。真ん中にいたら、全体を見て踊るしかない。でも、端っこにいればいるほど、お客さんに向いて踊れる。こんなに近くにお客さんが直接いて、近いコミュニケーションが取れる。お客さんは、僕を見てくれている、と思う。そうしたら、すごく強いファンになる。コアなファンになる。そういうお客さんを獲得できるベストな場所なのに」

センターからちょっとずれた、2列目、3列目の子たちには、こう言っていました。「やった。ベストポジションだ。だってセンター、射程距離だよ。お客さんのことも冷静に見られるよ。センターにいる子もしっかり把握できる。自分は今後どうやっていけば、このお客さんたちの心を掴むことができるのか、十分に学ぶことができる位置だね」どこにいても、自分のポジション、与えられたポジションで、自分の魅力を思い切り出せるようにしたんです。AKB48。今も人気のアイドル、ユニットになりました。

本当につらいときにしか、底力くんは出てきてくれない

No.10 夏まゆみ

まずは目的をきちんと共有して、こんなふうに強いチームを作り上げてほしいんです。これができると、みんなが自分の魅力を最大限に発揮しようと努力するようになる。実際、モーニング娘。もAKBもそうでした。自己を確立して、自信を持って前に進んでいる人が、それぞれのチームにいて、すべてのメンバーがそうなったら、必ずモーニング娘。やAKB48になれると思うんです。

もちろん、人生は意外につらいこともある。けっこうある。そんなとき、どうやって乗り越えていったらいいのか。これまでもきっといっぱいいろんなことがあったと思うし、これからも、もしかしたらあるかもしれないけど、人間にはすごい底力があるんです。底力って、怖いイメージがあるから、私はいつも「くん」付けにすることにしています。底力くんというのが、みんなの身体の中にはいるんです。底力くんは、すごい大変なときや、すごくつらいときにしか、ムクムクって出てきてくれない。でも、みんな持っているんです。

本当につらいときこそ、底力くんに会えるチャンスです。そして底力くんに会えるときは、成長するチャンス。底力くんに会えた自分は、絶対に自信が持てる。だから、つらいときも、大変なときもチャンスと思って頑張り続けることが大事。みんな底力くんを持っているから。きっといろんな人から「頑張れ」って言われていると思います。頑張っているのはわかっている。でも、もっともっと自分の底力くんに会いに行くことが大事なんです。

残念だけど、一生懸命生きてるとき、ガムシャラに頑張ってるときって、わからないんです。自分の能力があるのかどうか。逆に「あれ、もしかしたらダメなのかもしれない。向いていないのかもしれない」って思ったりする。でも、そんなときこそ、チャンスなんです。底力くんに会えるチャンス。本当に頑張ったときに出てくる、底力くんに出会うために少し落ち込んだとき、ちょっと壁にぶつかったとき、あえて一歩を踏み出してほしいんです。

みんなにいるんだから。底力くんはちゃんといるんだから。ぜひ、底力くんに会いに行ってほしい。人生、無駄なことはないんです。本当なんです。こんなことがありました。モーニング娘。を手掛ける随分前に、吉本印天然素材というユニットがありました。ナインティナイン、雨上がり決死隊などなど、ものすごいメンバーが所属していました。今や彼らは超売れっ子ですが、当時はまだまだ駆け出しの頃、私は20代後半。彼らに振り付けをして踊ってもらわないといけないプロジェクトでした。

プロフィール

夏まゆみ/  ダンスプロデューサー

現在まで300組以上のアーティストの振り付けを担当してきた、ダンス界の第一人者。いわゆる“普通の子”を国民的アイドルにまで育て上げた経験・手腕から「ヒトが本来持つ道徳観に基づいた人間力向上」の指導者としても注目を集める。2014年著書『エースと呼ばれる人は何をしているのか』では、芸能音楽業界での豊富な事例を元にビジネスマンにも通じる“成功するための正しい習慣”を説き、そして 2016年『夢は、強く思った人からかなえられる』を上梓。ダンスを通して「生きる姿勢」を教える夏氏が、言葉をツールに様々な業界、領域を超えて人々に語りかけます。

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