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インタビューNo.06<美しい人>前田典子 「40代は女性の分かれ道だと思う。年を重ね、経験を重ねた分、色んなことを知っている。そこにおとなの色気が宿るんだと思います」

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No.06 前田典子

― 今やミセスたちに大人気の通称・マエノリさんですよね。前田典子さんはモデル歴25年とおうかがいしましたが。
前田 19歳から始めて今44歳ですから25年になりますね。出身地の大阪でモデルを始めて1年後に上京したんです。19~20歳の頃、大阪では大人っぽい仕事しかなくて、オーディションでは「22歳です」なんて言って髪をひっ詰めて、大人っぽいメイクをしていました。そうしなさいとその時に所属していた事務所から言われていたのですが、嘘をついているようで、いつも心の中では「何かが違う」と思っていました。ありのままの自分を生かした仕事がしたかったんです。

私がやりたい仕事は雑誌の仕事だったので、モデルを本格的にやるには東京でやったほうがいいと思いました。あるキャンペーンガールのオーディションがあって、関西での代表になったのをきっかけに「東京でやりませんか」とお声がかかりまして。それを唯一、親への説得の言葉にしましたね。東京には友達も親戚もいませんでしたから。そこから新しい事務所が決まって、本格的にモデル業が始まったわけです。
― 30代でご結婚もされ、その「ありのままの自分」を仕事に生かせるようになりましたね。
前田 32歳で結婚、34歳で出産をして。今はありのままの自分でいられる事は勿論、経験の長さもあり、モデルという仕事を本当に楽しめるようになりましたね。妊娠中も少しは休みましたけど、妊婦のイメージが必要だという音楽のPV(プロモーションビデオ)の仕事もあったり(笑)。実はモデルの仕事というのは普段着ないファッションを見せたり、しないシチュエーションを映像として見せたりもするわけです。自分と違う女性像を演じる。清楚でやさしい女性から、クールやセクシーだったりと、1カットのなかで色んな女性像を表現できるわけです。そういうところはモデルの楽しみですね。若いときから「non・no」や「Cancam」といった同世代でも全然違うファッションを表現する雑誌をやっていて、当時の「Cancam」はボディコン全盛なんですよ。実は私、プライベートはアメカジだったので、ボディコンを着るのは雑誌上だけ。それはそれで楽しかったり。女優さんが意地悪な役をしたりして普段からそうだと勘違いされるように「この人、ボディコンのギャルなんだ」と勘違いされていたかもしれませんね(笑)。
― 今は『STORY』をはじめ、誌面でいろんな姿を演じておられて素敵です。出産前後で体型は変わらずキープされている印象がありますが、そのためにしていらっしゃることがあれば教えてください。
前田 出産後、さすがに腰の周りの肉は落ちづらかったんですが、子どもを預けられるようになってからはジムに通い始めました。そうするとまたジムで頑張っただけ体が元通りになって。若い頃は顔なんかはもっとパンパンしていましたしね。年齢とともに削げ落ちたという感じでしょうか。40を過ぎて痩せ過ぎると貧相になるので、久しぶりに会う友達に「痩せたね」と言われると「それはうまく痩せたってこと?やつれたってこと?」と確認したりします。もともと運動するのは大好きなんですが、産後から7年くらい「ファイティング・エクササイズ」をやっているんです。格闘技系のエクササイズで、パンチもキックもやる。私の性に合っているみたいです。月に2~3回、だいたい1時間で、柔軟から始めてエアロビのように音楽をかけてパンチやキックをする有酸素運動。最後はクールダウンしてストレッチ。私が行ってるクラスはほとんど女性で、ママ友もはまっています。

No.06 前田典子

― 子育てをしながらお仕事もされて、自分もキープする。並大抵のことじゃないですね。
前田 周囲の応援があってのことです。預けたり預かったり、ママ友とも助け合い。小さいとき保育園に預けていたので、他のママたちも働きながら育てていますよね。自然にできないときは「わかった、任せて」みたいな関係性ができました。そういうことを気兼ねなく言える人が周りにいるのはとても心強いです。

それに私は、自分で決めて突き進んでいくタイプなんですね。ぐずぐず悩む前に行動をしてしまうので、何かを理由に自分の人生を諦める、というようなことをしてこなかったのも自分にとって良かったんじゃないかと思います。25歳のときにも一人でパリに行ったのですが、結婚してから「子どもができたらなかなか海外にも行けないし、どうしてももう一度、最後に行かせてください」と主人に頼み、2ヶ月間、ニースに行ったんです。それで現地で妊娠していることが発覚したけれど「しばらく来れないならあと1ヶ月いよう。妊娠は病気じゃないし」と言い聞かせて(笑)。悩んでる時間ってもったいないんですよ。あのときやっておけばよかった、と後悔するのは嫌で、ダメなら排除していけばいい。目標はもつけど、そこに向かっていく過程をまず楽しめばいい。そこでまた違う結果が現れて、それでよかったと思うこともありますから。

フランスから帰ってきて、妊婦のときに日仏学院にも通っていたんですが、フランス好きのいろんな世代、いろんな職業の人たちが集まっていてとても楽しかった。壁をつくらないで共通の目的、趣味があればどこででも友達ってできるんだと思うんです。今だったらランニングとか、ダンスとか、いろんな場があると思います。モデルの世界は同じ世界の人としか知り合いづらい。だからこそ、こういった関係は非常に貴重でしたね。こういう人との関係も私が前田典子として人格を形成する上で重要だと思っています。夫にはよく「君は相談じゃなくていつも『~するから』っていう結果の報告だよね」と言われます。別に宗教とか霊感ではないですけど、何か悩んでわかれ道にきたときに、後ろから「こっちだよ」って背中を押してくれるものがある気がするんです。自分の進む道は直感で決めますね。
― その直感にきちんと責任をもたれる。「男前」ですね(笑)。自立してるから夫婦もうまくいくんでしょうね。
前田 それはそうかもしれませんね。主人も同じモデルという職業ですし、同業者というのは悩むところもわかるから、そういう意味で便利なところもあります。23歳から20年以上一緒にいるわけですからね。そういう2人を見てるからか、子どももどんどん自立してくれている気がします。9歳なんですが、子どももすごく私のことを理解してくれるようになりました。海外ロケで1週間いなくて、私から息子に電話すると「電話代がもったいないからもう切るよ」と言われたりしますから。子どもがいるのは2倍楽しいことですよね。節分とかの行事でいろんな季節感を味わって親として成長させられている気がします。女性として幅が広がる。ママ友も世代、職業がいろいろなので、学校や子どもを通して関わりができるのも楽しいことです。子育ては大変なことよりもそれを上回る楽しいことが多いですね。現在、子供は一人しかいないですし、主人と2人で見ているので余裕があるのかもしれません。
― 2009年は大活躍の年でしたが、2010年はもっとでしょうね。
前田 2009年は本当にいろんなことができたんです。ファッション・プロデュースとか、企業とのコラボ、女優さんまでやらせてもらえた。自然な流れでどんどん来たものですから、それを拒まず受ける精神で楽しくやってこれました。2008年のゴールデンウィークに『ソロモン流』に出て、その半年後に朝のワイドショーの『とくダネ』へのレギュラー出演が決まって、そのあたりからですね。「来月からレギュラーで」という急な話だったので、あまり準備もできなかったのですが。私でいいのかとか思ったんですが、断る理由もないのでやってみようかと。先方もあまり教科書的なコメテーターを求めていないというお話だったので、たまたま商店街でインタビューされるような気持ちで、感じるままにコメントさせてもらいました。08年がホップ、09年がステップ、10年はジャンプですね。ただ力量以外のことをやってもしょうがないので、持続してつながっていく仕事をやっていけたらと思います。
― 最後に、おとなの女性の美しさとはどういうものだと思われますか。
前田 年を重ね、経験を重ねた分、いろんなことを知っていて、おとなの色気がそこに宿るのだと思っています。それに女性は、いくつになっても女性を忘れないこと。40代はそれを忘れていく人と、意識している人の分かれ道なんだと思います。肉体的にも精神的にも、もっと大事にしていくべきだと私は思っています。

私を美しくしてくれる一品

私を美しくしてくれる一品

「ヒールのある靴って女性にとってスイッチが入るものだと私は思っています。普段は歩きやすい靴を選んでいたとしても、パーティなどで人前に立つときはヒールの高い靴を選びます。筋も伸びるし女度は確実にアップする気がします。「きれいのスイッチを入れる」という意味でも、私には必要なものです」

プロフィール

前田典子(まえだ・のりこ)/ ファッションモデル

1965年10月20日、大阪府生まれ。19歳でモデルデビュー。21歳で上京し、25歳で単身パリ遊学へ。“マエノリ”の愛称で親しまれ、『STORY』(光文社)のレギュラーモデルをはじめ多くの女性誌に登場。CM、テレビ、QVCジャパン「Rejoove」やセレクトショップ「Vague」のプロデュース、トークショーなど多方面で幅広く活躍中。2009年3月、初のエッセイ本『マエノリのチャレンジBEAUTY』(メディアファクトリー)を発売。

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