【研修トレンド通信067】
企業で今、女性向けセミナーが多いワケ

　ここ半年で、急激にお問い合わせが増えたジャンルがあります。それは企業が自社の女性社員向けに実施する研修です。

　女性社員向けといっても内容はさまざまで、メイクやウォーキングなど女性の好きな話題から、管理職の女性を対象にしたマネジメントセミナーまで、本当に様々です。しかし、テーマは様々でも、根本にあるのは、＜社内活性化のひとつとして女性活用を考えている＞ということで共通しています。女性社員がモチベーションを高く持って働いてもらえるようなバックアップをしたいと考えているのです。

　今までこうしたお問い合わせの多くは、大手企業の「ダイバーシティ推進室」や「労働組合」様よりよくいただいていました。しかしながら、最近では企業の規模や窓口に留まらず、社会の大きなテーマとして捉えられているようです。今、女性の活用は今まで以上に重要な事柄になっています。なぜなら、社会的にも前述の大手企業での「ダイバーシティ推進室」設立のように、働き方の多様性を求めていこうという流れがあることにひとつの理由があります。また、女性の場合は男性に比べて、結婚・出産・育児とライフスタイルが様々に変わるので対象になりやすいという事実があります。さらにこれからのビジネスは、女性をターゲットにしたものがヒットしていくという消費の流れも考えられることから、女性視点を考える上で女性自身の見方はとても重要です。そのためには長くキャリアのある女性に働き続けてもらわなければなりません。

　こうした事情から、今までは企業の中でも最低限のラインしか示されていなかったキャリアパス制度の見直しを進めると同時に、現場としても働きやすい環境を整えていくことを女性と一緒に考えていこうという姿勢が、企業側にも生まれてきました。その結果、働く女性を様々な面からバックアップするという意味合いで、女性のライフスタイル（仕事面だけでなく、プライベートでの充実も含めて）セミナーの開催を完上げる団体が増えているというこでが言えます。

　 　「講演依頼.com」では、上記のことを踏まえ様々な職位の女性を活性化するための研修と講演をご紹介しています。
是非、ご検討ください。

（2009年7月28日 / 発信：「講演依頼.com」 研修チーム）