ご相談は無料です。

TEL
MAIL

03-5422-9188 電話受付時間 月〜金 10:30~17:00

業界21年、実績3万件の中で蓄積してきた講演会のノウハウを丁寧にご案内いたします。趣旨・目的、聴講対象者、希望講師や講師のイメージなど、お決まりの範囲で構いませんので、お気軽にご連絡ください。

このエントリーをはてなブックマークに追加

【研修トレンド通信024】
「見える化」で業務改善

 ワーク・ライフバランスに取り組む企業が多い中、社員の方々から聞こえてくるのは、「ワーク・ライフバランスを考える前に、まずはそれを実践できる“仕組み”を整えて欲しい」という声です。仕事が減るわけでもなければ、人が増えるわけでもない。そんな中で急に「残業を減らせ」と言われても、社員個人でできることは限られています。会社がもっと動いてくれないのか――。

 もちろん企業だって社員に通達して終わりではありません。結果として残業が減ることになれば、人件費の削減や業務の効率アップも同時にできるわけですし、真剣に考えてはいるのです。ただ“実践”がスピーディにできない。そんな改善の現場でいま注目を集めているのが「見える化」という言葉。早稲田大学大学院商学研究科(ビジネススクール)教授の遠藤功氏の同名著書(東洋経済新報社)が火付け役です。これは、改善計画の進捗を第三者が評価するという仕組みです。そのために、内部の経営層だけでなく、第三者にも自分達が改善のための目標達成においって、現在どの段階にいるのか、計画とどの程度、乖離しているのかを一目で分かるようにし、スピード改善へ取り組むというわけです。また、この仕組みを利用すれば、PDCA(計画―実行―チェック―アクション)のサイクルがしっかりと機能するようになるので、より的確で実践的な改善を進めることができます。

 「見える化」では、問題点の洗い出しと発見が最重要課題となります。まず問題点が見えなければ、改善することはできません。企業では、意外とこの問題点の洗い出しに時間と労力がかかることが少なくありません。特に大手企業では、問題点を問題点として認識することですら難しいのが現状です。規定の概念にとらわれて不可能だという認定を下し、改善の問題点という土俵に挙げない、いわば「大企業病」ともいわれる現象が問題点の洗い出しを拒むのです。しかし一方で、この「見える化」を行ったことにより成功した大企業も多くあります。トヨタ、キヤノン、エプソン、松下電工、JR東日本など(前出・遠藤功氏著書より)。改善という成長に向かっていくためには、問題点を問題点として認識することが最も重要な課題だということです。

 「講演依頼.com」では、トヨタ流・業務改善の進め方をわかりやすく、実践に基づいた内容で学べるプログラムをご紹介しております。わが社には問題点などない!と言い張る前に、まずは見える化の研修から始めてみてはいかがでしょうか。

(2008年6月24日 / 発信:「講演依頼.com」 研修チーム)

講演依頼.comおすすめの研修講師

大内 一敏(社員教育コンサルタント・研修講師・産業カウンセラー)
<主なテーマ>
「トヨタ流業務改善の進め方」
改善は「KAIZEN」として、今や世界で通用する共通言語となりました。
本セミナーでは、ジャストインタイム、 カンバン方式、横展開、見える化、
なぜなぜ5回法など、トヨタ流業務改善の知識や技術を分りやすく講義し、
それらの知識や技術を自組織において、どのように応用したら良いのかを学ぶことができます。

>>コラム一覧に戻る

TOPに 戻る

経験豊富な私たちに
お任せください。

講演講師の登録は
随時募集中!

講師登録はこちら

ご相談は無料です。ご連絡はお気軽に。

業界21年、実績3万件の中で蓄積してきた講演会のノウハウを丁寧にご案内いたします。趣旨・目的、聴講対象者、希望講師や講師のイメージなど、お決まりの範囲で構いませんので、お気軽にご連絡ください。