市橋和彦の
ブランド戦略の実践研修

具体的な事例から実践的なブランド戦略の立案を指導。

研修のねらいと期待される効果: 講義とグループ討議の２つのスタイルで、ブランド戦略の基礎を身につけるとともに、
具体的なプロセスをケーススタディとして体験し、理解だけでなく実践できる段階まで導きます。

対象: 自社のブランド戦略に関わるすべての方

所要時間／期間: ５時間

特徴: 講師の豊富な実績から主催企業様に合ったケースを作成いたします。
また実際に行うブランド戦略のプロセスをひととり学べるので、
実践で活用しやすいプログラムになっています。

人数: 1クラス30名まで

第一部　講義　(2時間)

1）ベストプラクティスに学ぶ　―　P＆Gのブランド戦略
―ブランド・マネジメント組織と仕事の進め方
―中心価値は潜在意識に眠る消費者理解にある
―大型ブランドの構築と投資回収－ブランド採算性
2）従来からのマーケティング・アプローチの限界点を知る
―マーケット・イン型マーケティングの行き詰まり
―大型ブランドが生まれない背景
3）具体的なブランド戦略の立て方
―ブランドの戦略ビジョンを立てる
―ブランド・コンセプトからブランド・ポジショニングを決める
4）ブランド戦略にまとめるプラニング・エクセレンス
―ブランドの特異化「ブランド成立＝商品機能開発×ブランドイメージ開発」
―トライヤル促進　→　ロイヤルユーザー化への仕掛け
―ブランド知名を立ち上げるコミュニケーション展開
5）売上結果を生む、マーケティング実施エクセレンス
―店頭でのブランド接触の機会を最大化する
―マルチメディアを使うブランド・コミュニケーション戦略

第二部　グループ討議／発表（3時間）

1）ケースをもとに、ブランド開発から市場導入までのプロセスをグループ討議
―競合・市場分析、対象消費者の規定
―ブランド・コンセプトとポジショニングの特異性
―マーケティング・プラン策定と採算性
―マーケティング実施案
2）グループ発表と講評
3）質疑応答

要相談

市橋和彦

市橋和彦（いちはし　かずひこ）

ブランド・マーケティングの最高峰P＆G社での実務経験から、分りにくいマーケティング戦略の進め方を、日本企業が導入しやすい形に噛み砕いて説明する。政府招聘で台北でのマーケティング講演を行うなど国際的にも活躍する希少な存在の1人でありながら、実際の講演では難しい英語の用語は用いず、実例を多用。分かりやすさ、共感性が得られる講演だ。聴講者のレベルや特性に合わせての内容も講演後の高い評価に繋がっている。