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【研修トレンド通信096】
OJTの本当の意味を伝えられるか-現場から戦略的に考える必要性-

 以前、ゆとり世代の新入社員に対しての対応にお困りの企業様からOJTに関してのお問い合わせが多いという内容をこのコラムでご紹介させていただきました。その後も多くのOJTに関するお問い合わせをいただいております。

 先日も、いわゆる“ゆとり世代”の入社にあたり、OJTの方法とOJTをする側の意識の平均化を図っておきたいという目的で、研修のご相談を頂戴しました。この企業様は、OJTで指導する項目に関しては人事部から通達していましたが、その実施状況や成果に関してはまったく現場に任せていたそうです。現場の社員もほとんどひとりで動くことが多いので、OTJの期間が終わるとひとりで現場を回ることとなり、問題点があってもそれが表層化しないという仕組み自体の問題がありました。

 あわせてOJTを行う側の社員にも一通りの業務を教えればよいという意識しかなく、「どのような順序で教えたらよいのか」、「どの段階からひとりで対応をさせればよいのか」という部分まで、各担当がしっかりと考えたり、見守ったりということもできていませんでした。 結果、初歩的なことが原因で現場で問題が起きたり、技術やスキルがうまく継承できなかったりという自体が起き、組織の停滞へ繋がっていました。この企業様に関しては、OJTの意味を改めて理解をしていただくとともに、OJTのステップをワークショップ形式でご理解いただくこととなりました。

 このような状況の企業だけではなく、きちんとOJTの仕組みを実施してきた企業でも今一度、流れや理解のさせ方などを見直す時期に来ていることは確かです。人間が時代を作ってきたと同じように、時代が人間をつくるということも言えると思います。現代のように目まぐるしく状況が変わる中であれば、やはり伝えていく側の変化も必要になるのではないでしょうか。

 より戦略的に技術・スキルを伝えていくという意識を個々人が持つことが、今後の企業の成長に一番影響するのかもしれません。

(2010年4月28日 / 発信:「講演依頼.com」 研修チーム)

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