【研修トレンド通信044】
常にベストな状況を自分で作り出す技術　―働く人のメンタルタフネス―

　ビジネスのスピードが格段にアップしている昨今、ビジネスマンにかかるストレスは非常に大きなものがあります。例えば、電話を1本かけるのにも携帯電話がビジネスシーンで活用されるようになってからは、「電話はすぐ繋がるもの、メールはすぐ返事が来るもの」になりました。ビジネススピードが上がったからこその成果というものも、もちろんあるのですがその一方でコミュニケーションが一方的になりがちな状況も作り出しています。自分のタイミングだけで物事を考えてしまえば、そのしわ寄せは相手に行くことになります。また逆に相手のタイミングを優先してしまえば、自分が我慢を強いられます。こうした状況は社内外問わず毎日起こっており、働き盛りのビジネスマンはストレスまみれと言ってよい状態になっています。

　当たり前の事ですが、ストレスを放っておくと体調に異常をきたし、酷くなるとうつ病なども発症します。ストレスはあくまでもこうなる前に予防することが重要です。現在の社会情勢では更にストレスがかかることは、容易に予測できます。会社として、上司としてよりよい状態で働けるようにしておくことは、不況を乗り切った後の企業運営を考えた時にも重要なことです。 業績を維持する為にも並行して、社員を守るためにもメンタルタフネスを鍛えることを企業全体で推奨していくべきではないでしょうか。

　「講演依頼.com」では、様々なメンタルヘルスの研修をご紹介しております。社員の状態に合わせて徐々にでも導入を再度考えみてはいかがでしょうか。

（2008年12月9日 / 発信：「講演依頼.com」 研修チーム）