講演会・講師の講演依頼.com 「教育現場へ届けたい」 「子育て・教育相談室」

  

 

講演を教育委員会やPTAで開催をする際、先生や親御さんが抱えている悩みをお伺いすることが多くあります。
講師の先生に、講演を通して「疑問や悩みの解決に繋がるヒントを頂きたい」といったご希望があるようです。
講演依頼.comでは、講師の方にご協力を頂き、「子育て・教育」にまつわる悩み・疑問について、
あらゆる視点からアドバイスを頂きました。大切な講演会を成功に導くため、
また、日々の「子育て・教育」の現場で少しでもお役に立てるよう、ご活用頂ければ幸いです。


 
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小学校、中学校、高等学校で行われておる総合学習の時間ですが、
教科の枠を超えた自ら学び考える力や生きる力を育てる学習内容
にするには学校はどのような取り組みが必要でしょうか?

教育ページQ
 
 

各講師における講演お問合せは、右端の講師プロフィールの中にある「候補に入れる」ボタンをクリックし、
入力フォームに連絡先等をご記入の後、ご送信お願いします。担当者より追ってご連絡致します。

 

 大野順子さんにお答え頂きました

 
大野順子
 

他の教科同士が日常的に関わることが日本の教育現場ではあまりありません。
しかし、総合学習では教科横断的な学習が求められています。
これを機会に共通のテーマで複数の教科で連携した学習プログラムを作成する
取り組みを始めてはいかがでしょうか。オーストラリアの学校ではカリキュラム・デイという
日を毎月設定し、これを実践しています。また、自ら学び考える力や生きる力を育てるには
課題探求型の学習を設定することを薦めます。探究活動を行うことで基礎的な知識も
身につき、何より子どもたちに学ぶ楽しさが伝わるでしょう。

 

 笠井喜世さんにお答え頂きました

 
笠井喜世
 

「総合的な学習の時間」を始めた原点は子どもたちの疑問、発見、解決の達成感を
育成しようとするものだった。学習の本質を考えると子どもたちの「関心」を前提にしない
授業は無味乾燥なものになる。その点で総合学習を根本から見直して、
子どもの好奇心をかき立てるものにすれば最高の教育効果が上がるはずのものだ。
「教える」から「向学心喚起」への教育転換が必要で、
「総合学習」をさらに有機的な学習法に改善する努力をすることがいちばんだと考える。
現在の「無気力」「学力低下」の蔓延を防止するためにも不可欠な科目である。

 

 今一生さんにお答え頂きました

 
今一生
 

●お金の上手な使い方や賢い稼ぎ方などを学べるノウハウを持っているNPOや企業と連携して金銭教育を行う。既にそういう取り組みを導入する学校は増えており、雇用されるだけでなく、起業家精神にふれる機会を増やすことが、卒業後の労働意欲を担保する。
●2015年にはすべての労働者のうち半分しか正社員になれない時代がくるので、
社会的課題の解決に役立つためにビジネスモデルを開発している社会起業家の講演や、
社会起業家という仕事を熟知している人の講演を行い、NPOで働くことも視野に入れて進路を考える一助とする。

 

 永堀宏美さんにお答え頂きました

 
永堀宏美
 

総合学習の時間では、是非、生きることと向き合う学習活動を目指して欲しいと思います。
例えば「いのち」「人との関わり」「自然環境と私たち」など、生きる上で欠かせない重要なテーマは、教科の枠に囚われない総合学習ならではの多様な取組みが必要です。他の教科と連携すればさらに成果を高めることが出来、また特色有る学校創りとしても取組めます。教科書や手引きがない等のご苦労もありますが、こうした取組みは教師自身の人間的成長も促します。是非「私(我が校)だからこそ出来る夢の授業」の実現を目指して下さい。すべての学びは生きる喜びの糧となります。

 

 増田ユリヤさんにお答え頂きました

 
増田ユリヤ
 

総合学習では、教師のチームワークが重要です。
ひとつのテーマを決めたら、そこからどんな学びの展開が考えられるのか、
子どもに対してどんな支援をしていけるのか、一人ひとりの教師の個性と能力をお互いに認め合い、協力しながら、うまく生かしていくことが成功のカギ。
そのためには、学校現場の自由度を高め、「ねばならない」を少しでも減らす努力をすること、子どもの様々な興味や関心に対応していけるよう、教師の力量をアップすることが必要です。授業はライブ。その教師の力量こそ、まさに「生きる力」そのものなのです。

 

 南修治さんにお答え頂きました

 
南修治
 

生きる力を子どもたちにつけるために、総合学習の時間で、体験的な指導がなされている。
もちろん、それも必要なことだが、それ以上に子どもたちに必要なことは、今の社会を生きている大人たちの実態である。様々な困難に直面しながらも、それを喜びとして生きている大人たちの姿こそが子どもたちの心に勇気を与えるのだ。親や教員は、子どもたちの前で喜んで生きているだろうか、それが問われている。今を生きる大人たちの生きる姿が内面化された時、
これからの困難や試練に子どもたちは立ち向かっていけるだろう。

 

 山田孝男さんにお答え頂きました

 
山田孝男
 

学校行事の実践力を身につけるための準備学習としての教材の開発をお勧めします。次のようにすると良いでしょう。 (1)総合的な学習教材作成検討委員会を立ち上げる(例えば、教務主任を委員長とする3~5名の委員で構成)。 (2)文化祭、体育祭、校内球技会、遠足、修学旅行などの行事別に担当者を決めて授業内容の指導案を作成し、委員会で審議し、職員会議を経て決定する。 (3) (2)で決定したものを冊子にまとめ、行事の前の総合的な学習の時間の授業に使う。 (4)教材内容に基づいて、生徒実行委員会の中で実践させる。

 
   
 
 

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