講演会・講師の講演依頼.com 「教育現場へ届けたい」子育て・教育相談室」

  

 

講演を教育委員会やPTAで開催をする際、先生や親御さんが抱えている悩みをお伺いすることが多くあります。
講師の先生に、講演を通して「疑問や悩みの解決に繋がるヒントを頂きたい」といったご希望があるようです。
講演依頼.comでは、講師の方にご協力を頂き、「子育て・教育」にまつわる悩み・疑問について、
あらゆる視点からアドバイスを頂きました。大切な講演会を成功に導くため、
また、日々の「子育て・教育」の現場で少しでもお役に立てるよう、ご活用頂ければ幸いです


 
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近年、授業に集中できない等、我慢することが苦手な子供が増えてきています。そういった子供たちには、教師として、まずどのように取り組んでいくことが望ましいのでしょうか?

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各講師における講演お問合せは、右端の講師プロフィールの中にある「候補に入れる」ボタンをクリックし、
入力フォームに連絡先等をご記入の後、ご送信お願いします。担当者より追ってご連絡致します。

 
 青田進さんにお答え頂きました
 
青田進
 

この問題の解決方法は、たった1つです。それは、「教師の毅然とした態度」。
新入生の中には、小・中学校での習慣が抜けない子がいます。そういった子供を
特に20~30代の教師は指導できない傾向にあります。自らが生徒だった時のことを
思い出して、「授業が面白くないのも分かるから、仕方がない」と考えてしまうのです。
そうではなくて、社会でしっかり生きていく人間を教育するには、大人として
譲ってはいけない部分を大人の態度で強く示すのです。「ダメなものは、ダメだ」と
言ってあげるのです。決して甘えを見せないことです。

 

 岩井俊憲さんにお答え頂きました

 
岩井俊憲
 

私は、そうは思いません。授業に集中できない、我慢することが苦手な子供は、
昔からいました(かく言う私もそうでした)し、今も変わりなくいます。そう言う教師は、
問題行動ばかりに目が行く傾向があります。子供の行動は、クラスという場の中に
独特な意味合いがあります。家で問題行動をしていなくてクラスで問題ばかり
引き起こしているのは、クラスの場づくりに工夫が必要な証です。子供の行動の
目的(原因ではない)を理解して、子供たちを勇気づけ、教師にできること、
クラスで克服できることを出発点としようではありませんか。

 

 親野智可等さんにお答え頂きました

 
親野智可等
 

まず取り組むべきことは、その子がそういう状態になっている原因を探ることです。
例えば、次のことが考えられます。親に叱られることが多い、
親子の触れ合いが少ない、子どもだけで夜を過ごしている、
生活習慣が乱れている、友達関係がうまくいっていない、
何か心配事がある・・・。原因が分かれば、対策も立てられます。
原因をしっかり探らないと、見当外れの対応になってしまうこともあります。

 
 笠井喜世さんにお答え頂きました
 
笠井喜世
 

家庭の指導力や社会的な要因も見逃せないものです。しかし、学校ではこれを
外部のせいにしていてもラチはあきません。そこで私が指導している学校では、
子どもの関心を授業に向けさせるために子どもへの声かけや基本的な約束事を
クラス全体で守っていくような指導を実践して効果を上げています。 さらに
授業品質を上げて子どもの関心を高めることも急務です。私はテトラSという手法を
構築して、教師同士の話し合いの機会を計画的に実施し教師間の連携を強め
協力し合える学校環境づくりを実践しています。

 
 木下晴弘さんにお答え頂きました
 
木下晴弘
 

我慢できないにも、その原因が様々なので画一的な判断はできませんが、
それらの資質は幼少期に身につける必要があります。人間は模倣の生き物なので、
これに関しては幼少期に出会う大人、つまり保護者に大きな責任があります。
ということはできる限り、保護者への働きかけと、子達への働きかけを同時に行う必要が
あります。子達への働きかけとしては、彼らを感動させるのが効果的です。
理動という言葉はありませんが、感動という言葉はあるのです。感動の語源は「感即動」。
感じ、即、動くということです。一度彼らを感動させてみてはいかがでしょうか?

 
 木村貴志さんにお答え頂きました
 
木村貴志
 

授業というものは、単にその教科の知識を伝えているだけではなく、同時に、
その教科に対する教師の姿勢をも伝えていると思います。ですから、
そこに嘘や誤魔化しがあれば、当然教師の声は子どもたちには届かないでしょう。
まずは自分の伝えたい思いをどれだけ深められるかが大切だと思います。
また、あらゆる教育活動は師弟の人間関係を基盤とします。学校というシステムの
中では難しいのですが、親・子・教師・社会人が、共に遊んだり、寝食を共にしたり、
語り合ったりすると言うことも私は非常に大切なことだと思います。

 
 品川裕香さんにお答え頂きました
 
品川裕香
 

一人ひとりの子どもの認知と学習スタイルの多様性を踏まえた指導を行いながら、
クラス全体を指導していくことが原理原則です。得てして、課題のある子にばかり
集中してしまいがちですが、そうするとデメリットが二つ出てきます。まず、
ほかの児童生徒が「なぜあの子ばっかり」と不満を持ち、学級経営が
難しくなりがちであること。それから、かえって当該児童生徒がいじめのターゲットに
なったりして不登校になってしまうというような可能性も出てくることです。
木も見て森も見る。それが指導のポイントです。

 
 鈴木みどりさんにお答え頂きました
 
鈴木みどり
 

まず「教師の目的」に目を向けてみましょう。1、生徒に我慢を覚えさせる。
2、意欲的に学習に取り組めるようにする。この2点は、共通点はあるものの、
結果は大きく違うでしょう。1の場合、授業時間中、黙って椅子に座っていれば
目的は達成したことにもなります。でも、これでは多分教師に新たな不満が
生まれるでしょう。2の目的が達成できれば、同時に1も達成します。
それを可能にする対応法は、私が専門としている教師学(ゴードンメソッド)にあります。
しかしこの文字数では、お伝えしきれませんので、とても残念です。

 
 山崎雅保さんにお答え頂きました
 
山崎雅保
 

集中力欠如の根にはコミュニケーション力の脆弱が横たわっている可能性が高いと
考えます。対策としては、勉学以外の領域での触れ合いを重視し、人および様々な
事象とコミュニケートする体験を重ねさせることが重要です。授業においては、
課題のハードルを低く設定し「集中」がもたらす「達成感」と「称賛」を体感させます。
我慢できない子は、多くの場合に家庭環境、親の接し方に問題があります。
この点に関しては親への働きかけによって家庭環境改善を試みるほかありません。
深刻な場合にはカウンセリングを提案してください。

 
   
 
 

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