講演会・講師の講演依頼.com 「教育現場へ届けたい」子育て・教育相談室」

  

 

講演を教育委員会やPTAで開催をする際、先生や親御さんが抱えている悩みをお伺いすることが多くあります。
講師の先生に、講演を通して「疑問や悩みの解決に繋がるヒントを頂きたい」といったご希望があるようです。
講演依頼.comでは、講師の方にご協力を頂き、「子育て・教育」にまつわる悩み・疑問について、
あらゆる視点からアドバイスを頂きました。大切な講演会を成功に導くため、
また、日々の「子育て・教育」の現場で少しでもお役に立てるよう、ご活用頂ければ幸いです。


 
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子どもたちの学習意欲の低下が問題となっていますが、家庭において自主的な学習を促すための環境づくりの方法や注意点を教えてください。

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各講師における講演お問合せは、右端の講師プロフィールの中にある「候補に入れる」ボタンをクリックし、
入力フォームに連絡先等をご記入の後、ご送信お願いします。担当者より追ってご連絡致します。

 

 伊藤敏雄さんにお答え頂きました

 
伊藤敏雄
 

「できた」という目に見える成果を大切にしましょう。先日、今年の全国学力テストの結果が発表されましたが、低迷していた大阪府の算数の成績は飛躍的に上がっています。
これは百ます計算など、がんばったらがんばっただけ成果が目に見える学習を大切にしているからです。ただ問題を解かせるのではなく漢字を○○個覚えるや目標得点を設定するなどして、「どれだけ達成できたか」を子どもに体感させてあげることが子どものやる気を引き出すことにつながるでしょう。

 

 伊藤秀樹さんにお答え頂きました

 
伊藤秀樹
 

子どもの脳の発達は、9~10歳頃までに、その80%~90%が完了すると言われています。ですから、例えば、中学受験の勉強が本格化する4年生あたりになってから学習環境を整えようとしても、親の努力が100%効果を発揮することは難しいでしょう。やはり、年長~3年生の頃に、親が自ら学ぶ姿勢を見せ、子どもと共にダイニングテーブルなどで毎日必ず落ち着いた時間を過ごすことが肝要です。親の向上心が、子どもの成長の基礎となります。

 

 笠井喜世さんにお答え頂きました

 
笠井喜世
 

人には「与えられた目標には従いたがらない」という本性があります。ですから、自分で目標を定めて実行することがもっとも抵抗なく動けるものです。親から「勉強しなさい」というのは逆効果だと考えてください。そのために家族の会話を知的なものにする。子どもの発言に耳を傾ける。それを肯定する。常に創造しようとする親の姿勢を見せることが重要です。肯定、承認することで子どもは次へのモチベーションを持ちます。

 

 古賀弘規さんにお答え頂きました

 
古賀弘規
 

子どもの学習意欲を高めるためには、親の力が必要不可欠です。 具体的には、
・親が子どもの宿題を見る ・子どもが今何を学校で学んでいるのか、その会話をする
・テストの結果に目を通し、できたところをほめる などがあげられます。
子どもは今やっていることを認めてもらいたいのです。親がそれを認めてあげるだけでやる気はあがっていきます。「勉強したの!」と叱ってやらせるのではなく「今日はどこまでやるの?」と一緒になって勉強に取り組む。この環境作りができれば、塾に行かなくても子どもは自主的に勉強を始めますよ。

 
長谷川満さんにお答え頂きました
 
長谷川満
 

子どもは『ありのままで愛されている』『そのままで喜ばれている』『大切にされている』『関心を持たれている』『信じられている』『理解されている』と感じれば感じるほど、自分から前向きに努力するようになります。家庭が子どもにとって十分に甘えられ、のんびりできる場所で、親からほめられることが多ければ多いほど意欲は高まるものです。「宿題してるの。えらいなあー」と当たり前のこともほめてあげて下さい。子どもは親から喜ばれれば喜ばれるほど、もっと親を喜ばしたくなるものです。

 

 西川公平さんにお答え頂きました

 
西川公平
 

「自主的な」と「促す」がそもそも両立しません。自主的を目指したいのであれば、学習に対して親からの促しを完全に辞めて、本人がやった分だけを褒めれば良いのですが、それはおそらく“親にとって満足のいく量”ではないのでしょう。ですから、何かをあきらめて頂く事になります。基本的には”親にとっての満足”をあきらめるのが最も自主性を伸ばします。自主性をあきらめて口やかましく「勉強しろ」というのもOKです。あるいは勉強しなきゃゲームは無しというルールにしてもかまいません。思うに質問は「何の手間も苦労もなく、自動的に家族が自分の思い通りになってくれるにはどうすればよいか?」というものと同じで、そんな方法はありません。

 

 丹羽啓勝さんにお答え頂きました

 
丹羽啓勝
 

子供の学習意欲は、家族の中の温もりで醸成されていきます。個室にとじこもって勉強というスタイルが一般的ですが、個室内の空気汚染、電磁波、カビ・ダニ。ハウスダスト、空気の滞留などで、じっと集中して勉強できる環境ではありません。それよりも、家族の温もりが感じられるリビングで、勉強する方が、多少の雑音があっても、子供にとっては、安心でき、集中できるのです。空気も淀まず、イライラも解消されます。自主的な学習意欲は、昔のような茶の間、開放的な空間で育まれていきます。

 

 渡辺卓さんにお答え頂きました

 
渡辺卓
 

まず、親の方から現在子どもが何を学んでいるのか興味を持つことです。
「勉強しなさい」という言葉を飲み込み、「難しい事、勉強しているね。やり方を教えて」と聞いたり、子どもの教科書に目を通したりすることで学習内容を知ることができます。
子どもにとっては勉強だからつまらないと思いこんでいるものが、親の年代になると意外と面白く感じるものがあります。ここからいかに勉強と実生活を結びつけるか。家族で教科書に出てきた詩を競争で暗唱したり、英単語を覚えたり、ゲームの要素を持ち込み家族で取り組むことで、家庭内の知的関心の文化が育ってくるものです。小学・中学時代は、日常生活の体験が学習意欲に大きく影響していることを親はしっかり自覚するべきです。

 
   
 
 

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