講演会・講師の講演依頼.com 「教育現場へ届けたい」子育て・教育相談室」

  

 

講演を教育委員会やPTAで開催をする際、先生や親御さんが抱えている悩みをお伺いすることが多くあります。
講師の先生に、講演を通して「疑問や悩みの解決に繋がるヒントを頂きたい」といったご希望があるようです。
講演依頼.comでは、講師の方にご協力を頂き、「子育て・教育」にまつわる悩み・疑問について、
あらゆる視点からアドバイスを頂きました。大切な講演会を成功に導くため、
また、日々の「子育て・教育」の現場で少しでもお役に立てるよう、ご活用頂ければ幸いです。


 
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新しい小・中学校の学習指導要綱では、学校全体での「道徳教育の推進」が盛り込まれました。より充実した道徳教育にしていくための取り組みとして、効果的な指導方法を教えてください。

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各講師における講演お問合せは、右端の講師プロフィールの中にある「候補に入れる」ボタンをクリックし、
入力フォームに連絡先等をご記入の後、ご送信お願いします。担当者より追ってご連絡致します。

 

 鎌田 敏さんにお答え頂きました

 
鎌田 敏
 

道徳(思いやり、善悪分別、自助、互助、生活習慣等々)は、教材・資料などを使用して
言葉で伝えていくことも大切ですが、実践という身体を通じての学びもまた重要です。
ロールプレイングやコミュニケーションゲーム、体験学習等々。しかし、一番大切なことは、
身近にいる大人(親や先生)が子供たちにとって心理学でいう「モデリング」(真似をする)の
対象であることではないでしょうか。 「学ぶ」は「真似ぶ」が始まりです。
僕たち大人の背中(生き様)を子どもたちは見つめています。

 

 金光敏さんにお答え頂きました

 
金光敏
 

新学習指導要領の「道徳」では「かかわり」を重視し、他者理解のための自尊感情の育成と
人間尊重の視点が大切にされています。「道徳」の推進にあたり着目したいのは、
自らの考えを他者にいかに伝えるかというコミュニケーションスキルです。
コミュニケーションスキルは、多様な人々との対話を通じてしか磨かれません。
多様な人々と「かかわる」道徳づくりが必要です。特に、子どもや教員も多国籍となり、
地域社会の国際化も深まっています。教育活動では最も身近な多様性にこそ着目し、
取り組んでほしいと思います。

 

 田畑重志さんにお答え頂きました

 
田畑重志
 

道徳教育というものを考えた時。それは難しい物ではなく人権という言葉の英語であるヒューマンライツの本来の意味「当たり前のこと」ということと通じるものがあると考えています。もともとは人として当たり前の事を教えること、それが道徳教育の根本であると私は思います。
ただ、新しい指導要綱に振り回されるのではなく新聞記事やテレビ番組で感じた素朴な思いを話し合うことだけでも十分生徒には伝わります。私の経験でも「本で習う」人権教育より「体験」を話す事の方が子どもたちに伝わります。ぜひ先生方の思いを生徒さん達に語ることによって本音を引き出すこと。そういう授業を道徳教育でもしてほしいと願ってやみません。

 

 月亭遊方さんにお答え頂きました

 
月亭遊方
 

各学年に応じた道徳項目を挙げ、"実行する難しさ"も示した上でその意義や素晴らしさを
教えることが大事だと思います。道徳には基本的な善悪はあっても明確な基準がありません。なので場に応じた臨機応変な指導が必要。例えば「相手を認める」といったステロタイプな
教授より、「人間だから好き嫌いはある。でも嫌いな相手にも痛みはあるんだ」というふうに、
生徒が自分の感情ときちんと向き合った上で正しい選択が出来るよう、生徒1人1人を理解し、
流動的に指導することが重要かと思います。

 

 星野有史さんにお答え頂きました

 
星野有史
 

私は盲導犬と中学校の廊下を歩いていたが、大勢の生徒と重なり行く手をさえぎられた。
しかし、歩行を譲る生徒がおらず、先生からの指導も聞かれなかった。
道徳教育において本やビデオ教材の活用は有効だろう。しかし、今、求められているのは、
そこで得た知識や善悪の判断を実際にできる体験ではなかろうか。
コミュニケーション能力を育み相手を尊重できる社会教育。生徒に限らず、
教育者自らが模範を示し、子供が大人を尊敬できる環境を築くことから始める必要があろう。

 

 増田ユリヤさんにお答え頂きました

 
増田ユリヤ
 

道徳教育は、特別に構えなくとも、学校生活のあらゆる場面で、
ちょっと意識して子どもと接するだけでも効果が出るものです。キーワードは「共感」する心。
相手の立場に立って思いやる心が今の子たちには不足しています。国語でも社会でも、
子どもの実生活に寄り添った題材を選び、一緒に考えていくことから始めてみましょう。
例えば携帯電話といじめの問題。匿名で自分の悪口をネット上に書きこまれたらいったい
どんな気持ちになるか。他人ごとではなく、身近な問題を自分のこととして考える習慣を
つけることがその第一歩になるでしょう。

 

 吉田富雄さんにお答え頂きました

 
吉田富雄
 

小学1、2年生では道徳を意識するよりも規律のあるクラス経営に力を注ぎましょう。
小学3、4年生では大人の都合ではなく子ども目線で規範意識を教えていけば畏敬の念が
根付きます小学5、6年生から中学2年生までは「人について」深く考えさせることを
優先すべきです。生徒が自問自答のできるゆとりの環境を与えてあげることです。
この環境によって自分らしさに気づき、やがて自己実現へと向かうのです。

 
   
 
 

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