講演依頼.com 環境担当発 『環境講演トレンド』 2009/4/10

Vol.13 環境ビジネスの種

「ヤトロファ(Jatropha)」という植物の名前を聞かれたり、文字を見られた方は多いのではないでしょうか。
昨年、原油が高騰した際に代替のバイオ燃料の燃料作物として注目が集まった植物です。

ヤトロファは油脂がとれる種子が有毒のため、食料にできず、
トウモロコシのようにバイオ燃料の生産拡大に伴って食料価格の高騰を招き、
世界的な問題になってしまう心配はありません。

また、この植物は、砂漠など痩せた土地でも栽培が可能で、かつ成長が早く、
旱魃(干ばつ)や害虫に強い植物なので、日本では遊休地の土地活用としても注目されています。

現時点では試験栽培が繰り返し世界各地で行われており、
どんな土地での栽培が効率的かを研究している団体は多いようです。

昨今注目されている「バイオ燃料ビジネス」。
この注目度を後押しするように、各地で勉強会が開催されています。
(今回ご紹介するやヤトロファの種も、ある勉強会で入手したものです)
ヤトロファの種

「環境ビジネス」と一口に言っても、それが実際に利益が上げられるものなのか、
社会貢献という枠組みの中で企業が取り組むべきものなのか、
様々な視点で意見が出てくるものだと思います。

又、「環境ビジネス」に関する講演では、経営者の方向けのもの多くありますが、
会社全体での意識向上や、取引先企業の方と「環境」の最新トレンドや動向を共有する事で、
より協力体制を強めていく目的でも開催されています。

ぜひ御社でも環境ビジネスの勉強会や講演会を開催してみてはいかがでしょうか?

ヤトロファ以外にもバイオ燃料を含め、環境ビジネスについてお話できる講師が
おりますので、気になる方は、まずご相談頂けますと幸いです。

<お勧め環境講演講師>
菊池功さん(船井総合研究所 執行役員)

「これから10年、環境ビジネス業界はこうなる!」
環境ビジネス・エネルギービジネス・産廃ビジネスに専門特化した
経営コンサルティングのパイオニア的存在。
日本最大級の環境ビジネス情報サイトeco-webnet.comの統括責任を勤め、
全国に5000社超の環境企業ネットワークを構築。


ヤトロファの採取可能な原料油量や栽培方法、ビジネス展開について少しでも気になれた方は・・・
その専門家も別途弊社から紹介させていただく事が可能です。
いつでもご相談ください。

(発信: 講演依頼.com 環境担当)

>環境コラムバックナンバーはこちら