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小酒部さやか

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株式会社natural rights代表取締役/ 元マタハラNet~マタニティハラスメント対策ネットワーク~代表

小酒部さやか

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日本人初!!女性の地位向上などへの貢献をたたえる米国務省「世界の勇気ある女性賞」を受賞。自身の受けたマタニティハラスメント被害の経験をもとに、マタハラNetを設立。女性をはじめ、高齢者、介護をしているなど、さまざまな状況の人たちが、働き続けることの出来る思いやりのある社会を目指し、多様な働き方を実現できるようさまざまな活動を行っている。その活動は、日本の社会に働き方の改革を認識させるきっかけとなった。

出身・ゆかり

専門分野

マタニティハラスメント/女性の働き方/生き方の支援/働き方改革

ご本人からのメッセージ

少子高齢化が進み労働人口が減っていくこれからの日本では、若者だけではなく、女性をはじめ、高齢者や、介護をしながらでも働き続けることができる社会の実現が求められます。全ての働く人のため、そして企業の発展にも不可欠なことです。
一緒に働く仲間が、お互いを理解、尊敬し合い、最高のパフォーマンスをあげるためにはどのようにしたらよいか、思いやりの社会の実現のためには何をすべきか。働き方の改革を進めています。
現在の長時間労働状況を見直し、社員の能力を最大限に引き出すためにワークライフバランスの重要性を認識することを切に願います。

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経歴

1996年
3月、私立桐蔭学園高校卒業。 
1999年
3月、明治学院大学法学部法律学科中退。4月、すいどーばた美術学院予備校(奨学金生採用)。 
2001年
4月、多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン科入学。 
2005年
3月、多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン科卒業。4月、(株)アサツーディ・ケイ 入社 クリエイティブ職アートディレクターとして採用。商品開発、平面広告、パッケージデザイン、CF制作に従事。その後、転職した会社で、契約社員として雑誌の編集業務に従事する中、マタニティハラスメントの被害に遭う。 
2014年
7月、マタハラNet~マタニティハラスメント対策ネットワーク~設立。他の被害者女性や会の趣旨に賛同してくれるメンバーとともに立ち上げ、代表を務める。マタハラ被害者の情報を収集し、マタハラの実態について調査・分析を行う他、マタハラの理解を促進するために企業のトップ層や人事、管理職の他、キャリア形成に悩む女性を対象に講演活動を行う。 
2015年
アメリカの外交問題評議会(CFR)が発行する外交・国際政治専門の隔月発行政治雑誌「フォーリン・アフェアーズ(Foreign Affairs)」に自身の活動が掲載。国際平和や社会正義、倫理問題を研究する機関「カーネギー・カウンシル」の研究員に取材を受けるなど、世界的に注目を浴びる。3月、日本人初!!女性の地位向上などへの貢献をたたえる米国務省「世界の勇気ある女性賞」を受賞。 
2016年
12月株式会社natural rights代表取締役就任 

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主な講演テーマ

知っておくべきマタハラ事情~あなたの行動、危険かもしれません~

知っておくべきマタハラ事情~あなたの行動、危険かもしれません~

社会的な理解は、まだ十分に進んでいない現状です。日頃のビジネスシーンにおいて、何気なくなくとっている行動や、ついつい発言してしまっていることが、実は女性に悩みや問題を与えている可能性があります。マタハラを受けたという生の声、実例を紹介し、職場の風土・環境と、一人ひとりの意識を変えていく必要性をお話します。

働き方改革~一人ひとりが働きやすい環境を目指して~

働き方改革~一人ひとりが働きやすい環境を目指して~

マタハラは、受けた側の被害だけではなく、与えた企業(組織)・人も将来的に必ずダメージを被るものです。特に、労働力が減少していく日本では、今後女性の活躍は欠かせません。ダイバーシティの観点からも、女性が貴重な人材になっている事実があります。そして、マタハラについて当事者意識が低い方にとっても、近い将来に介護の問題を抱え、自分が働き続けることのできない環境がくることも想定されます。誰もが、いつでも自分がハラスメントの対象になる可能性があるのです。高いパフォーマンスを上げるために、一緒に働く仲間を尊重し合う大切さをお話します。

自らキャリアを考え、切り拓く

自らキャリアを考え、切り拓く

女性には妊娠・出産・育児というライフイベントがあり、なかなかキャリアを描きにくい傾向があります。働き方の改革を進めない限り、ますます晩婚化、晩産化、少子化という環境を招き、そして育児問題の中でも、育休明けの働くビジョンを明確にしていないと、再び職場に戻ることも難しい現状があります。産休・育休制度が充実しつつある状況であっても、自ら現実を知り、判断するスキルと、家庭と仕事のバランスをとって過ごしていく意志の強さの大切さについてお話します。

フォトギャラリー

主な実績

講演実績

エステ・ユニオン/均等待遇アクション21事務局/横浜弁護士会/NPO法人ファザーリング・ジャパン/女性言語教育学会/日本労働弁護団/名古屋市立大学男女共同参画推進センター

雑誌

フォーリン・アフェアーズ(Foreign Affairs)

受賞歴

2015年   女性の地位向上などへの貢献をたたえる 米国務省「世界の勇気ある女性賞」

その他

「女性活躍推進新法にマタハラ防止の一文を」の署名を厚労省に提出したり、マタハラ被害に遭われた女性を対象にしたアンケート調査を実施したり、署名を集め行政への提言活動を実施している。/自身のソーシャルメディアなどでマタハラ関連の情報を発信している。

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