1929年東京都生まれ。1950年にヤマト運輸に入社。以後運輸畑ひと筋を歩む。1976年、2代目小倉社長の右腕として、当時の業界常識を破り、市民の小荷物を運ぶ「クロネコヤマトの宅急便」を発想し、開発。社内の反対や、関係省庁の規制の壁を越え、全国翌日配送を実現させた。サービス開始初日、11個の荷物しか集まらなかった宅急便だったが、今や年間18億個を超える荷物を運んでおり、ヤマト運輸を日本を代表するサービス会社に成長させた。1987年代表取締役社長(3代目)に就任。常にお客さまの立場に立ったサービスを考え、時代のニーズに合った企画を次々と開発し続けた。講演では、宅急便誕生の舞台裏と、クロネコヤマトの実践から学んだことを語る。
講演依頼.com×?~コラム、インタビュー、お役立ち~
-
- お役立ちコンテンツ「人生最大の危機」
- 著名人や文化人の「人生最大の危機」から、ピンチの乗り越え方、心構えなどを学ぶ!今回は特別版として、ヤマト運輸株式会社 元代表取締役社長・都築幹彦さんから「クロネコヤマト最大の危機」を伺いました!
関連特集
-
- 経営者の経営者による経営者のための講演
- この特集では多数の経営者が登場します。多彩な分野から集めた、様々な得意分野を持つ経営者講師をご覧ください!
ご相談は無料です。
業界18年、実績2万件の中で蓄積してきた講演会のノウハウを丁寧にご案内いたします。趣旨・目的、聴講対象者、希望講師や講師のイメージなど、お決まりの範囲で構いませんので、お気軽にご連絡ください。
料金別
人気講師
経歴
- 1929年東京都生まれ。1950年慶應義塾大学経済学部卒業、同年ヤマト運輸に入社。路線部営業課長、支店長、取締役路線部長、1975年常務取締役営業本部長を経て、1983年代表取締役専務就任。1976年、2代目小倉社長の右腕として、「クロネコヤマトの宅急便」を開発。1987年代表取締役社長(3代目)に就任。1991年会長、相談役。1995年に小倉氏と一緒にヤマト運輸を退く。1990年に大ヒットしたアニメ映画「魔女の宅急便」の制作も手掛けた。趣味はマジックで東京アマチュア・マジシャンズ・クラブ第17代会長も務めた。榎本健一の甥。
主な講演テーマ
経営環境の変化にどう対応するか~クロネコヤマトの実践から~
経営環境の変化にどう対応するか~クロネコヤマトの実践から~
企業革新と経営者の役割~発想の転換と挑戦~
企業革新と経営者の役割~発想の転換と挑戦~
お客さまに選ばれるサービス~クロネコヤマトのチャレンジ~
お客さまに選ばれるサービス~クロネコヤマトのチャレンジ~
人材育成とコミュニケーション~社員の一人ひとりが商品である~
人材育成とコミュニケーション~社員の一人ひとりが商品である~
「どん底から生まれた宅急便」~今その真実を語る~
「どん底から生まれた宅急便」~今その真実を語る~
危機と成長~宅急便で学んだこと~
危機と成長~宅急便で学んだこと~
常に問題意識をもって発想の転換を~クロネコヤマトの実践から~
常に問題意識をもって発想の転換を~クロネコヤマトの実践から~
新規事業、成功と失敗の要因~宅急便で学んだこと~
新規事業、成功と失敗の要因~宅急便で学んだこと~
潰れる会社、生き残っていく会社~どん底から這い上がったクロネコ~
潰れる会社、生き残っていく会社~どん底から這い上がったクロネコ~
信頼(人)こそ商品である~クロネコヤマトの実践から~
信頼(人)こそ商品である~クロネコヤマトの実践から~
主な実績
講演実績
JA/富士通四国インホテック/中国電力/大阪ガス/大和ハウス工業/三菱電機/東レ/YKK/TKC/トヨタ自動織機/パナソニック/千葉銀行/第一生命/イオングループ/全日本不動産協会/神奈川宅建協会/大塚商会/東洋ゴム/NTT/綜合警備保障/クリナップ/農業法人協会/全国病院用食材卸売協同組合/全国おしぼり協同組合連合会/商工会議所/商工会/法人会 など多数
本
- 『どん底から生まれた宅急便』(日本経済新聞出版社)
講演拝聴レポート
都築幹彦さんの講演を拝聴して
- ・講演日時:2014-08-22
- ・主催:業界団体様
- ・講演テーマ:お客様に選ばれるサービス
今日送れば明日届く「宅急便」。今や当たり前のサービスですが、その誕生には、物流の常識を変えたヤマト運輸の壮絶な奮闘がありました。
50年前、ヤマトの経営は落ち込んでいました。そこで挙がったのが、新事業の宅急便でした。個人宅の宅配は採算が合わず民間企業参入は不可能というのが当時の業界常識。そんな中「何かしなければ会社は潰れる」と、都築さんは当時の社長の右腕として立ち上がりました。
「数を集めればコストは下げられる。宅急便を選んでもらうだけのお客様の信頼が必要でした。」
当時の郵便局の宅配は、「いつ着きますか?」と聞けば、「着いたときに着きます」というありさま。宅急便は、お客様の信頼獲得のため、「全国翌日配達」を目指しました。
当時、関東の運送免許しかなかったヤマトは、全国で安定したサービスを提供する為、自社で全国集荷・配送すべく、全国の免許取得が必要となります。「このサービスが実現したら奥さんも絶対喜びますよ!」なかなか首を縦に振らない運輸省、警察庁と粘り強く折衝した都築さん。徐々に営業エリアを拡大し、15年かけ全国ネットワークを構築しました。
その後もゴルフ宅急便、クール宅急便等のサービスを開発し、サービス開始初日、11個の荷物しか集まらなかった宅急便は、今や年間18億個を超える荷物を運び、多くのお客様の心を掴んでいます。
「お客様視点で考えればアイディアが出てくる」という都築さん。お客様視点という話は珍しくありませんが、それを実践し、業界常識まで変えてしまった実話は、都築さんだからこそ聞けるお話です。サービスとは何か、挑戦し続けることの大切さを感じる講演です。
(講演依頼.com 中村 潤一 )
ご相談は
無料です。
講演料金目安
- 料金非公開講師になりますので、
お問い合わせください。
お客様の声
どん底から生まれた宅急便 ~今その真実を語る~
![]() |
「発想の転換」、「挑戦し続けることの大切さ」、「お客様の立場にたったサービスの大切さ」を学ばせていただきました。参加者からも大変よかったとの声をいただきました。 | 100点 |
---|