No.08 野村忠宏 / 読む講演会 クローズアップパートナーNo.08 野村忠宏 /“読む講演会”クローズアップパートナー

弱かった自分は、なぜ強くなることができたのか No.08 元柔道五輪金メダリスト 野村忠宏

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悔しさを知り、悔しさを活かすことが大事

天理中学を卒業しまして、天理高校に進学しました。天理高校では父が柔道の先生をしていました。

天理高校に入学した時、父から声を掛けられるんです。兄が天理高校に入った時も、同じように父から声を掛けられました。人の3倍努力する覚悟を持って柔道をやれ。その覚悟がなければ柔道部に入って来るな、と。そんな厳しい言葉を、父は中学卒業したての兄にかけたんです。同じように自分も天理高校に入った時、父に呼ばれました。その時にかけてもらった言葉が、「無理して柔道せんでいいぞ。もうやめていいぞ」でした。自分も今、年を重ねて、息子もいますから、親心って多少はあるつもりです。今振り返ったら、それが父の親心だったんだなって思います。ただ兄と同じように自分にも厳しい声を掛けて欲しいと悔しかったです。

それ以降、柔道を続けて、悔しい思いはいっぱいしました。目標持ちながらチャレンジしてきた。だから目標を持つこと、夢を持つことも、もちろんすごく大事にする。けども、それと同じぐらい、もしくはね、それ以上かもしれないけど、やはり悔しさを知るということと、その悔しさを活かすということ。これがものすごく大事です。

大学4年で世界チャンピオンになれた理由

No.08 野村忠宏

でも、入って一週間で後悔しました。話は聞いていましたが、本当に厳しかったんです。練習も寮生活も。そして、なかなか勝てませんでした。高校3年生で、初めて県大会で優勝できたんです。

自分は今言った通り、中学で最初のデビュー戦が女の子に負け、高校入る時は、父にもうやめていいぞと言われ、ようやく高校3年生で初めて県大会で優勝したんですね。やっと自分の一つの目標だった県大会で優勝できたから、天理高校を卒業して、天理大学に進学して、柔道を続けることに迷いはありませんでした。天理大学は、天理高校に輪を掛けて強豪、名門で、柔道部員が100名ぐらいいます。全国から日本一を目指す強い選手達が集まってきていた。柔道部の先生も基本的にみんなオリンピックチャンピオン、世界チャンピオン、そういう先生方ばっかりなんです。

大学に入って、最初の試合が、関西学生選手権でした。天理大学の柔道部100名の中で、軽量級、私と同じ階級の選手は大体10名ちょっと。その関西大会に出場するためには、学校内でリーグ戦をして、勝った選手3名ぐらいが出場できました。私は校内予選で何回も負けて、1年生の時は関西大会に出場できませんでした。1年生の時に関西大会に出場できなかった自分が、大学4年生の時にはオリンピックチャンピオンになるんです。それぐらい大学の時というのは大きな変化があったんです。

その大きな変化は、大学2年生の時にやってきました。天理大学に細川伸二という先生がいらっしゃって、ロサンゼルスオリンピックの軽量級の金メダリストなんですね。その細川先生から練習中、呼ばれたんです。「お前はよう頑張ってる。よう頑張ってるけども、お前のその練習じゃ強くならない」と。

振り返ってみると、与えられたメニューをこなしているだけでした。これ以上動けないって思っても、わずか、かすかでも、心と体のエネルギーって残っているんです。心と体のエネルギーを最後振り絞って出し切る。その練習こそが、ほんとに強くなる練習なんです。技術も上げるし、体力も上げる。試合における絶対的な集中力や絶対的な勝負に対しての執念が生まれる。そういう練習を細川先生の言葉から気づかせてもらったんです。

プロフィール

野村忠宏/  元柔道五輪金メダリスト

柔道家。1974年奈良県生まれ。祖父は柔道場「豊徳館」館長、父は天理高校柔道部元監督という柔道一家に育つ。アトランタ、シドニー、アテネオリンピックで柔道史上初、また全競技を通じてアジア人初となるオリンピック三連覇を達成する。その後、たび重なる怪我と闘いながらも、さらなる高みを目指して現役を続行。2015年8月29日、全日本実業柔道個人選手権大会を最後に、40歳で現役を引退。ミキハウス所属。

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