◆コラム 「今、なぜ接遇か?」◆

昨今、テレビ番組(「エチカの鏡」/フジテレビ系)で、接遇・マナーが“伝説の研修講師”として特集され、
その研修の様子が大きく注目されているように、
現在、企業内研修や人材育成の分野で、
「接遇」が旬のジャンルとして注目されています。

もちろん以前から存在したジャンルでしたが、
従来はどちらかというと接客・サービス業において身につけるべきスキルといった位置づけでした。
しかし、現在は、さまざまな業種・職種において、社員に接遇研修を受講させるなど、
明らかにこれまでとは異なる傾向をみせています。

では今、なぜ
「接遇」なのか?

昨年の金融危機以降、消費者の目はますます厳しくなり、
物の価格も激安競争への動きが強く感じられます。
しかし一方で、消費者が求めるものは必ずしも「安さ」だけではないと言えるでしょう。

過去には企業による食品偽装が大きな社会問題となりましたが、
以来、物を買うと同時にその企業の“ブランド力”という視点でも消費者は商品を選んでいます。
企業の“ブランド力”を向上させるために、今一番重要なのが「人の力」です。
売る人間、作る人間こそが企業のブランドを作っていくからです。
その点に注目している企業は、今、
「接遇」に力を入れています。

消費者から選ばれるために、また、CSR(企業の社会的責任)のひとつの施策としても
顧客満足を向上させることは、とても重要なことです。
顧客満足向上の具体的な方法として、
「接遇」を改めて見直しているというわけです。

ひとことで
「接遇」といっても様々な切り口があります。
「講演依頼.com」では、「接遇」というジャンルの中から、目的にあった講師や講演をご紹介いたします。