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小野田寛郎
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小野田 寛郎(おのだ ひろお)
財団法人 小野田自然塾 理事長・元陸軍少尉

戦後30年間、フィリピンのルバング島で終戦を知らされぬまま、
最後の一人まで闘い続けた。極限状態の中で生き抜いた強靭な精神は、
当時、私たち日本人の心に強い感動を与えた。

1984年より、全国各地において青少年育成野外活動の指導。
その実績を踏まえて福島県塙町にキャンプ場を設定・整備し、青少年及び
一般人の野外活動指導を軸に、指導者及びボランティアの養成・
心身障害者の野外活動の援助・青少年国際交流事業・研究会・
講演会等随時開催している。

氏のモットーである「不撓不屈」の精神からにじみ出た体験は、
多くの聴講者に共感をよんでいる。


■経歴



1922年 3月 和歌山県亀川村(現・海南市)に生まれる
旧制海南中学校時代は剣道に熱中、県下有数の剣士だった(現在5段・錬士)
1939年 3月 旧制海南中学校卒業後、商社員として「田島洋行」漢口(現・武漢)支店勤務。
1942年 12月 和歌山歩兵第61連隊に入隊、同年同日歩兵第218連隊に転属
1944年 1月 久留米第一予備士官学校に入学
8月 同校卒業
9月 陸軍中野学校二俣分校に入学
11月 同校卒業
12月 フィリピンに派遣 比島派遣軍指令部参謀部付
ルバング島に派遣 遊撃指揮・残置諜者(※注)の任務を与えられる。
ー(以来、30年間 任務解除の命令を受けられないまま戦闘を続行)ー
1974年 3月 作戦任務解除命令を受け 日本に帰還
1975年 4月 ブラジルに移住 
約1200ヘクトアール(1200町歩)の牧場を開発10年後に軌道に乗せ現在1800頭の肉牛を飼育
1978年 12月 移住地の日本人会を設立 
初代会長に就任4期8年を勤め 以後顧問に就任
1984年 7月 ルバング島の経験を生かし、野外キャンプを通じて青少年健全育成を目標に「自然塾」を開く
1989年 3月 (財)小野田自然塾創立発起人会を開催
帰還15周年を節目として プレスセンターに於いて財団創立を発表
6月 財団法人小野田自然塾設立 理事長に就任
1991年 8月 (財)小野田自然塾本部施設完成
1992年 5月 本部開塾・活動開始
1999年 11月 文部大臣より社会教育功労賞を受賞
2000年 6月 北陸大学講師
2001年 4月 拓殖大学講師
2004年 12月 ブラジル国空軍より民間最高勲章 メリット・サントス・ドモント を授与される
12月 ブラジル国マットグロッソ州より名誉州民に選ばれる

2005年

11月 藍綬褒章を受章

(※注)
 遊撃指揮(ユウゲキシキ) ゲリラ戦について、未教育の部隊や兵員に実地で指導すること
 残置諜者(ザンチチョウジャ) 敵の占領地内に残留して 味方の反撃に備え各種の情報を収集しておく情報員
 *攻撃を予定する方面に事前に潜入し 同様な任務に付く者を「先遣諜者」と言う
 (共に旧陸軍の遊撃戦闘教令の軍用語)

<軍歴>


 
1974年3月、30年の戦いを終えた
小野田元少尉 
フィリピンのルパング島にて
 


1942年 12月 和歌山歩兵第61聯隊に現役兵として入隊
歩兵第218聯隊に転属
中国 湖南省に出征
1943年 9月 甲種幹部候補生に合格
1944年 1月 久留米第一種陸軍予備士官学校に入学
8月 同上卒業 士官勤務見習士官
9月 陸軍中野学校二俣分校に入学
11月 同上卒業
12月 比島軍指令部参謀部付
杉兵団参謀部に配属
遊撃指揮及び残置諜者の命を受け ルバング島に派遣
1945年 1月 任 陸軍少尉
9月 戦死公報
1950年 戦死公報取り消し
1960年 昭和29年付を以て戦死公報(以来15年間戸籍上抹殺)
1974年 3月 作戦命令解除の命令を受け 帰還


<自然塾活動の動機>
1980年、1200ヘクトアールの牧場開発も終わり、牛も1800頭となり経営が軌道に乗り始めたころ、
川崎市の「金属バット事件」をブラジルの邦字紙が報じた。
青少年の「心」の歪みはかねてから報ぜられていたが、猶予できない問題だと感じ、
少しでも彼らの力になれればと決心した。「自然は最高の教師である」と先人は教えている。
私も自然に教えられ助けられて、ルバングの島でもブラジルでも厳しい中を自分らしく生きてきた。
彼ら青少年達と自然の懐に飛び込んで、一緒に行動しよう、そうすれば彼らはきっと人間の本質に目覚め、
自己を見つめて目的を持ち、逞しく生きられるようになると考えたからである。



■主な講演テーマ


「生きる」

「極限で私を支えたもの」

「極限に生きる」

「人は一人で生きられない」



■実績


1999年 11月 文部大臣より社会教育功労賞を受賞
2004年 12月 ブラジル国空軍より民間最高勲章 メリット・サントス・ドモント を授与される
2004年 12月 ブラジル国マットグロッソ州より名誉州民に選ばれる
2005年 11月 藍綬褒章を受章


■講演料金目安

要相談



■主な著書

 

『わがルバン島の30年戦争』(講談社)現在、日本図書センター
『戦った、生きた、ルバング島30年』(講談社)
『わがブラジル人生』(講談社)
『子どもは野生だ』(学習研究社)
『子どもは風の子自然の子』(講談社)
『わが回想のルバング島』(朝日新聞社・朝日文庫)
『たった一人の30年戦争』(東京新聞社)
『君たちどうする?』(新潮社)
『だから日本人よ、靖国へ行こう』(ワック株式会社・共著)中條高徳氏との対談





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