●高木美保さんの講演を拝聴して(2008年2月17日)
「自然がくれた人間力」
「便利なものに囲まれ、生活が豊かになったことで、
本当に大切なものが見えなくなってきているのでは?
スーパーやコンビニに行けば必要なものが料理され陳列されている時代。
実は人が生きていくうえで、どんなに多くの生き物の命を奪わなければならないか、
同時に、そういった悲しい業を人は背負っている生き物なのだということを
日々の生活の中で私たちは忘れかけてしまっています。」
「昔はもっとずっと身近に、自然と共に生活している事で、時には自然に恩恵を受け、
時には自然の猛威にさらされ恐ろしさを感じていました。自然は必ず表裏一体で、
だからこそ、そのありがたみを感じ、“必要なものを必要なだけ”
欲張らず、近づきすぎず良い距離感をもって生活してこれたのです。」
高木美保さんの講演はものすごい表現力でいっきに会場を引き込み、
話されていることが実際に目の前で映像として見ているかのように感じられます。
人間の欲によって地球の生態系バランスが崩れてしまっている現実を受け止め、
大切なものを取り戻さなければと感じずにはいられません。
本来のあるべき姿、『人間味』を取り戻すためには、自然との関係性を見つめなおすこと、
それはつまり私たちの生活を見つめなおす必要があるのだと思いました。
(「講演依頼.com」 森川由布)