■経歴
| 1961年 |
東京大学理学部物理学科(地球物理コース)卒業 |
| 1965年 |
東京大学 海洋研究所 文部教官助手 |
| 1970年 |
理学博士 |
| 1976年 |
東京大学助教授 |
| 1986年 |
東京大学教授 |
| 1997年 |
東京大学退官、東海大学海洋学部専任教授 |
| 2002年 |
東海大学退任、特任教授となる |
| 2004年 |
東海大学非常勤講師、東京海洋大学客員教授 |
| 2004年 |
(有)COSMOGRAV(地質調査コンサル) 代表取締役 今日に至る |
<主な歴任>
・文部省測地審議会専門委員
・学術審議会専門委員
・科学技術庁宇宙開発委員会専門委員
・海洋開発審議会専門委員
・日本学術会議測地学研究連絡委員会委員長
・日本測地学会会長 |
■主な講演テーマ
<地震・防災関連>
「地震の巣とは何?〜地震防災の基礎を学ぼう」
私の恩師 坪井忠二先生 が、世界で初めて「地震の巣」という概念を考え出した。
もう40年も前の話である。今になってこの言葉がよく使われるようになったが、
それの本当の意味は必ずしも理解されてはいない。
地殻の強度には限界があるので、地震の規模は 地震体積の大きさで決まる。
このことは地震動、地震災害面積などに大きな影響を与える。
「手こずる地震予知〜地震学者の嘆き」
地震予知がなかなかうまくいかない。1960年代から日本では世界初の地震予知計画が国の施策として進められ、
お金さえあれば予知はできるかのような雰囲気が生まれた。
それから40年。東海地域の完璧な予知体制をもってすら、予知できるという確信は得られてはいない。
地震学者と机を並べて研究してきた第3者の立場の地震予知論。
<地球温暖化・地球環境関連>
「地球温暖化って本当?〜グローバルな地球環境監視体制」
気候変動はかなり気まぐれである。温暖化が心配されているときに妙に寒い日が続くことがある。
従って我々の主観では地球環境変動を正しくみることはできない。
気候はグローバルな現象であるからグローバルな監視が必須である。
いま、国際協力の下に、人工衛星によるグローバル地球環境監視がなされている。
特に、重力衛星によって行う水の移動に伴う重力変化のモニタリングは圧巻である。
これから砂漠化や海面上昇の検出がなされている。
「21世紀の資源・エネルギー〜地球環境との関わり」
化石燃料や金属鉱床などが今世紀の内に消滅するというようなことがよく言われている。
これに備えて新たな資源の可能性がいろいろと研究されている。その対象の第一は海である。
海洋底には天然ガスと同じメタンハイドレート、マンガン鉱石、コバルト鉱石、熱水重金属が眠っている。
第二の対象は惑星である。月から得られるヘリウム、金星、火星から得られる重金属などが期待できる。
しかし、これらを採掘する過程において地球、惑星環境に大きな変化を与えるおそれがある。
それにいかに対処するべきか。
<日本の教育関連>
「朝令暮改の日本の教育〜総合学習をめぐって」
国の施策の中で教育は別格であると考える。政治や経済政策ではその場の策がその場を解決するが、
教育は人の問題であるため、遡ることができず、取り返しがつかない。
私は中学生のとき柔道が封建的であると言って禁止されたため、未だに柔道ができないでいる。
特に詰め込み教育とゆとり教育(総合学習など)とが10年ごとに繰り返されたことが問題である。
教育改革を役人が自らの業績と出世をかけて行うなどもってのほかである。
<そのほか>
「日本は滅びる?〜子づくりのための私・私・私見」
日本の人口が減っている。戦後の日本で強く叫ばれた産児制限と言う言葉は、
懐かしいのを通り越して腹が立つぐらいである。あのときの社会改良家は今どう思っているのだろうか。
少なく生んでちゃんと育てる。これも結果的に嘘であった。
少なく生むと子供はかえってだめになる。
今から人口を増やす施策--発展途上国は人口増、先進国は減少。これはなぜなのか。
場合により、妾を奨励し、一夫多妻制をとり、子無には重税を課す、
などというとんでもない施策も一考に値するのでは。
「創造的人生を目指して〜Serendipity(天啓)の世界へ」
日本人は他から学ぶことが得意なので、明治以来多くを学び今や世界第2位の国となっている。
しかしそれでよいのだろうか。第2位に甘んじていることによって
第1位の国から強い圧力を受けていることも事実である。
第1位と第2位では大きな開きがある。もっとも大きな違いが創造性にある。
創造とは無から有を作ること。それを手助けするのがSerendipity(天啓/神の導き)である。
天啓を得るには?
■専門分野
地球物理学、測地学。
ニュートンの発見した重力は、地球環境と我々との関わりを考える上できわめて重要であることがわかってきた。
いまや、人工衛星で地球の重力変動を測ることにより、氷床の融解や、砂漠化による水の移動が
地球的規模でわかるようになった。
■講演料金目安
250,000
■主な著書
| 『海洋底に関する情報収集、海洋工学ハンドブック』共著 |
(コロナ社・1975年) |
| 『物理探査機器、海洋開発技術ハンドブック』共著 |
(朝倉書店・
1975年) |
| 『海底調査技術、海洋開発の現状と展望』共著 |
(科学技術庁・
1984年) |
| 『南極における海上重力測定、南極地学』共著 |
(古今書院・
1985年) |
| 『現代測地学』編集 |
(日本測地学会・1994年) |
『海底と宇宙に資源を求めて』 |
(海底資源学概論 編集・2002年) |
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